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【ボクシング】具志堅会長が比嘉大吾に異例の“KOラウンド引き延ばし指令”

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2017/10/19(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

使用するグローブを選ぶグローブチェックでは、自らグローブをはめてチェックした具志堅会長(右)

 10月22日(日)東京・両国国技館で開催される『トリプル世界タイトルマッチ』の調印式&記者会見が、19日(木)都内にて行われた(エンダムvs村田の調印式&記者会見は20日)。

 WBC世界フライ級王座初防衛戦を行う比嘉大吾(白井・具志堅スポーツジム)に、具志堅用高会長が異例の“KOラウンド引き延ばし指令”を与えた。

 比嘉と共に会見に出席した具志堅会長は「前回よりも勝つための練習を積んでいます。トレーナー、スタッフもチーム一体となって(明後日の)計量をクリアーしてリングに上がるまで万全な体制を敷いております」と挨拶。

記者会見で具志堅節をさく裂させた具志堅会長

 続いて「本人がKOで勝つと言いましたが、それだけの自信は練習で積み重ねていると思います。しかし、早く倒しても視聴率は取れない。適正なラウンドでGOサインを出すつもりでいます。日本ボクシング界のために、いいファイトをさせたいと思います」と、早すぎるラウンドでのKOは視聴率が伸びないため、ある程度のラウンドが過ぎてからKOのGOサインを出すという。

 これには司会を務めたTBSのアナウンサーも思わず「ありがとうございます」と返し、会見場は笑いに包まれた。

 会見後の囲み取材で、具志堅会長は「立ち上がりの動きを見ないと何とも言えないが、判定まではいかないと思う」とKO決着は必至だと言い、「(GOサインを出すのは)7、8Rあたりじゃないかな」と予告した。


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