【NKB】髙橋三兄弟の長男・一眞が壮絶なド付き合いを制して王座防衛成功
日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「神風シリーズ VOL.6」
2017年12月16日(土)東京・後楽園ホール
▼第11試合 NKBライト級タイトルマッチ3分5R
○髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
KO 1R 2分35秒 ※右ストレート
●大和知也(SQUARE-UP道場/NKBライト級2位・挑戦者)
※一眞が王座防衛に成功
一眞は髙橋三兄弟の長男であり、勝利した試合のほとんどがKO勝ちのハードパンチャー。今年6月に村田裕俊との4度目の対戦を制し、NKBライト級タイトルを獲得し、10月の大阪大会では韓国のシムドキを2RKOで下し、タイトル戦に弾みを付けた。
対する大和は30戦近い戦績を持つ元NKBライト級王者。アグレッシブなファイトスタイルで王座奪還を狙う。
1Rのゴングが鳴った直後、互いに距離を詰めて打ち合う。すると、一眞の右フックがテンプルに入り大和がダウン。何とか立ち上がるが足元が覚束ない大和。一眞はパンチラッシュで一気に試合を決めにいく。大和もフラつきながらも応戦し乱打戦になる。
今度は、大和の左フックがテンプルに入り一眞がダウン。立ち上がった一眞に襲い掛かった大和は、再び左フックを叩き込み2度目のダウンを奪う。2度目のダウンを喫した一眞だが、またしても立ち上がり自分から打ち合いを挑む。
パンチだけではなくミドルも織り交ぜ、2度のダウンを喫した事を忘れさせるような攻めを見せる一眞。リング中央での打ち合いに場内は大興奮となる中、一眞の右ストレートがカウンターで入り大和が崩れ落ちた。壮絶なド付き合いは一眞のKO勝ちで幕を閉じた。
倒し倒されの大激闘を制し王座防衛を果たした一眞は試合後、「来年2月の『KNOCK OUT』に出させて下さい。絶対に面白い試合します」とリング上でアピールした。
▼第10試合 NKBフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○優介(真門ジム/NKBフェザー級2位・挑戦者)
KO 2R 2分32秒 ※ハイキック
●村田裕俊(八王子FSG/NKBフェザー級王者)
※優介が王座奪取に成功
村田は今年2月のKNOCK OUTで森井洋介と激闘を繰り広げドローに。その後は3連敗し崖っぷち状態となっており、タイトル戦で再起したいところ。優介とはこれまでに3度対戦し、1勝1敗1分。4度目の対戦で完全決着なるか。
1R開始早々、村田が強烈な左ミドルを当てて優介をロープ際まで下がらせる。積極的に蹴りを放ち、首相撲でもバランスの良さを見せる村田。さらに、優介のパンチにボディへのテンカオを合わせダメージを蓄積させていく。
2R、接近戦で村田の左ストレートがクリーンヒット。このパンチが明らかに効いた優介は、フラつきながらもパンチで応戦し耐える。村田は試合を決めようとパンチラッシュで攻め立てる。
乱打戦の中、バランスを崩した両者は同時に倒れそうになるが、倒れ際に放った優介の蹴りが村田の頭部を直撃。ダブルノックダウンのように倒れた両者。優介は試合を再開しようと立ち上がるが、村田は目の焦点が定まらず立ち上がれない。そのまま10カウント以内に立ち上がる事が出来ず、優介が大逆転勝利。まさかの展開に場内が騒然となる中、優介はコーナーに駆け上がり勝利の雄叫びを上げた。
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