【新日本キック】石井宏樹、復帰2戦目は5R判定勝利!若き無敗対決を制したのは江幡塁
新日本キックボクシング協会
「BRAVE HEARTS 16」
2011年5月15日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
▲鮮やかな飛びヒザ蹴りを決めた勝次(左)が現役王者の中尾に勝利
▼セミファイナル(第9試合)日本ライト級 3分3R
○勝次(藤本/同級5位)
判定3-0 ※30-26、29-27、29-27
●中尾 満(伊原/同級王者)
現役のライト級王者でありながら、現在は3連敗中の中尾。対する勝次は昨年から上位ランカーとなり、現在は2連勝中だ。
1R、サウスポーの中尾は左ロー、左ミドルを蹴りながら前に出て行く。勝次は下がりながら左ロー、右ミドルを蹴り返すが、中尾が勝次をロープやコーナーまで下がらせて左ストレート、右フックを打っていく。
2R、ここも左ミドルを蹴って前に出て行く中尾だったが、勝次が右ハイキックから右ストレート! これが中尾の顔面を捉える! それでも中尾はパンチで前に出て行くが、そこに勝次が右の飛びヒザ蹴り! これが鮮やかに中尾の顔面を打ち抜いて、中尾を後方まで吹っ飛ばす!
両手を大きく広げてダウンをアピールする勝次だったが、レフェリーは試合を続行。勝次はすぐに中尾を攻め込み、左右の飛びヒザ蹴り! これで中尾が再びバ ランスを崩すが、レフェリーはダウンと判断せず。再度、勝次がパンチとヒザ蹴りで攻め込み、中尾を打ち続けたところで、ようやくレフェリーが中尾のダウン を宣告する。
3R、左ストレートから猛然と前に出てパンチで攻める中尾。勝次はこれに下がりながらも右ストレート、右アッ パー、左フックを返す。2Rで失ったポイントを挽回しようと必死に前に出る中尾だったが、勝次からダウンを奪うことが出来ず。勝次が3Rのノンタイトル戦 ながら、王者・中尾を下す金星を挙げた。
▲バンタム級暫定王者の江幡(右)が若き無敗対決を制した
▼セミファイナル(第8試合)日本バンタム級 3分3R
○江幡 塁(伊原/同級暫定王者)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●志朗(治政館/同級3位)
20歳の若さでプロ13戦12勝1分と無敗街道を突き進み、バンタム級暫定王者となった江幡。対する志朗も17歳の現役高校生で、中学を卒業後にタイの名門96ピーナンジムで練習を積んでいたことがある選手。こちらも江幡同様、4戦4勝と無敗を誇っている。
1R、スピーディなパンチとローで攻めていく江幡。志朗の両足に左右のローを蹴りこんでいく。対する志朗は江幡のローに右ストレートを合わせて、強烈な右ミドル。距離が詰まると右ヒジを見せる。細かくローを蹴る江幡はそこから左フックや右ストレートにつなげる。
2R、志朗の右ヒジが江幡の顔面を捉え、江幡が左目尻をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、志朗が左右のヒジを当てて前に出るが、そこに江幡が右 ストレート、左フック! これが志朗の顔面を打ち抜き、江幡がダウンを奪う! 再開後、右ミドルを蹴って、ヒザ蹴りとヒジ打ちで前に出る志朗。江幡も前蹴 りで距離を取り、そこからローにつなげる。
3R、志朗は右ストレートから左右のヒジ打ち! しかし江幡も右ヒジを打ち返し、今度は江幡のヒジ打ちで志朗の 右目の上が切れる。ドクターチェック後、志朗は左右のフックで江幡のガードを固めさせて、その間を縫うようなヒジ打ち! 多彩なヒジ打ちを駆使して江幡を 下がらせるが、江幡も左ミドルを蹴り返し、左のヒジ打ちで志朗を迎え撃つ。そのまま試合終了となり、判定は僅差で江幡が勝利。若き無敗対決を制した。
▼第7試合 日本ライト級 3分3R
○直闘(治政館/同級3位)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-28
●ジョニー・オリベイラ(トーエル/同級9位)
▼第6試合 日本ウェルター級 3分3R
○大塚隼人(ビクトリー/同級9位)
判定3-0 ※3者とも30-28
●松浦信次(冠斗/元NJKF同級王者)
▼第5試合 日本フェザー級 3分3R
○翔栄(治政館/2010K-1甲子園優勝)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●古谷佑太郎(楊心/同級10位)
▼第4試合 59kg契約 3分2R
○千久(伊原道場)
判定3-0 ※3者とも30-28
●春樹(横須賀太賀)
▼第3試合 日本ライト級 3分3R
○石垣耕平(トーエル)
判定3-0 ※三者とも19-18
●高橋昭仁(治政館)
▼第2試合 60kg契約 3分2R
○石原將伍(ビクトリー)
判定3-0 ※18-16、18-17、18-16
●エージェント木村(野本塾)
▼第1試合 60kg契約 3分2R
○羽立宏孝(伊原稲城)
KO 1R2分16秒
●AKIRA(ビクトリー)
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