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【ZST】藤原が4度目の防衛に成功、加藤は新王者に

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2014/11/23(日)UP

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▲4度目の防衛に成功し、婚約者とリング上で喜ぶ藤原敬典(右)

ZST事務局/ZSTインターナショナル
「ZST.43-旗揚げ12周年記念大会-」
2014年11月23日(日)東京・ディファ有明

▼メインイベント(第15試合) ZSTバンタム級タイトルマッチ 5分5R
○藤原敬典(スピニングガレージ/初代ZSTバンタム級王者)
TKO 3R4分28秒 ※レフェリーストップ
●倉岡幸平(蒼天塾/挑戦者)
※藤原が4度目の防衛に成功。

 藤原は2009年5月に初代王座に就き、5年間もタイトルを保持する長期政権を築いている。しかし、今年は1月に修斗で一本負け、3月も修斗で判定負け、7月のZSTではドローと一度も勝っていない。挑戦者の倉岡は今年2月、約2年ぶりに怪我から復帰し、2連勝で挑戦権を得た。

 1Rはお互いにローを蹴り合う。倉岡のローの数が多く、藤原は倉岡のローに左右フックを合わせていく。

 2R、前に出る藤原は三日月蹴りを突き刺し、左フック。倉岡が下がり、組み付いた藤原はヒザ蹴り。このラウンドは藤原が優勢に進めた。

 3Rはタックルに来た倉岡に藤原が左右フック、タックルを潰して上になる。マウントポジションとバックからパンチを叩き込み、倉岡が起き上がろうとしても頭を押して起き上がらせない。藤原が上からパンチを連打し、一方的な展開に。何十発というパンチが叩き込まれ、倉岡の動きが止まったところでレフェリーが試合をストップした。

 藤原はマイクを持つとまず結婚することを告げ、「無事防衛できました。若い選手が、ベルトが欲しい、挑戦させてくれなんて言っているけれど、俺にはまだ全然届かない。まあ、楽しみにしています」と語る。

 そこへ第13試合で勝利した柏崎がリングに上がり、「藤原選手、僕とやらせていただけたら次はあのマスク(藤原が以前入場時にかぶっていたプレデターのマスク)をかぶって入場してきてください」と、遠まわしに挑発。

 藤原は「あれ、前が見えないから嫌なんですよ」と答えると、「強い選手だから、むしろ今回やると思っていた。要注意人物です。やると決まったらやります」と柏崎の実力を認め、いつでも受けて立つと宣言した。

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▼セミファイナル(第14試合) 第3代ZSTフェザー級王者決定戦 5分5R
○加藤 惇(キングダムエルガイツ)
一本 2R3分30秒 ※裸絞め
●森 興二(X-ONE GYM 湘南/第2代ZSTフェザー級王者)
※加藤が第3代王座に就く。

 第2代王者・森は7月に出場した『グランドスラム』で契約体重を超過し、「王者としてふさわしくない」と王座を剥奪された。今回はその王座を取り戻すべく王座決定戦に臨む。加藤はZSTに参戦して以降、7戦6勝の戦績をあげてタイトルマッチへたどり着いた。

 1R、森のパンチに加藤は首相撲からのヒザ蹴りで応戦。加藤は首相撲で森を崩して潰すと素早くバックへ回り、スリーパーの体勢に。ディフェンスする森だが、加藤は逆の腕を首に巻きつけて一本勝ち。鮮やかな勝利を飾った。

 新王座に就いた加藤は、「新しい目標が2つあります。ひとつは他団体の選手にも勝ってZSTの強さをしらしめたい。もうひとつは、もう一本ベルトが欲しくなっちゃいました。体重を落としてバンタム級のチャンピオンにもなりたい」と、2階級制覇を目標に掲げた。

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