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【ZST】浜本“キャット”雄大がKO勝ちでMMAデビュー、11月に伊藤盛一郎と対戦決定

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2020/08/31(月)UP

浜本(右)がカーフキックを主軸に、最後は左フックでKO勝利した

ZST実行委員会/株式会社ZSTインターナショナル
「ZST.68」
2020年8月30日(日)東京・GEN スポーツパレス

▼第7試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇浜本”キャット”雄大(クロスポイント大泉)※MMAデビュー戦
KO 1R4分13秒 ※左フック
●歌川大輔(オーガフィスト)

 浜本はボディ打ち、ヒザ蹴りを得意とするキックボクサー。元WPMF(世界プロムエタイ連盟)日本スーパーバンタム級王者で、ミャンマーラウェイのILFJ(インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン)認定王者でもある。
 17年大晦日のRIZINで那須川天心に2R KO負けを喫し、その後は、好成績は収められず「格闘技はしばらく休む」と宣言していたが、練習や渡辺華奈の所属するFIGHTER’S FLOWでの出稽古等は続けていたことで新たな挑戦としてMMAデビューを決意した。

フィニッシュとなった浜本(左)の左フック

 当初、今年3月に元ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎との対戦が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で試合は中止、今回が仕切り直しのデビュー戦となる。

 対する歌川はキックボクシングをベースにZSTで活躍するファイター。本人のSNSによるとMMA戦績は4勝5敗と負け越しているが、18年には東北の格闘技団体『BRAVE』のグラップリング王者に輝き現在も防衛中と、グラウンド力に秀でている。

KO勝利した浜本(右)と伊藤盛一郎

 1Rから浜本が右のカーフキックを主軸にした攻め。歌川のパンチにはスウェーで交わしてスタンドで余裕を思わせる戦いぶりを見せる。浜本は徐々に右ストレートもヒットし始めると、打ち合いへ。歌川の右ローに、浜本は強烈な左フックを浴びせてKO勝ち。

 浜本は試合後にマイクを握ると「今日でジャンプアップして強いやつとやりたいと言いたいところですが、寝技をやりたいので、次はグラップリングでもグラップラーでも構いません」と意外なアピール。これを受けて勝村周一郎プロデューサーは伊藤盛一郎を呼び込むと、伊藤は「11月にやりましょう」と応えたことで11月に伊藤vs浜本戦が電撃決定となった。

▶︎次ページはメイン、セミファイナルほか

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