【ムエタイオープン】小笠原瑛作が藤原あらしを1RでKO、世代交代
▼第3試合 MuayThaiOpenスーパーフライ級王座決定戦 Lumpinee Boxing Stadium of Japan ランキング査定試合 3分5R
○佐々木雄汰(尚武会)
判定2-0 ※49-48、48-48、48-47
●貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WMC世界フライ級王者)
※佐々木が新王座に就く。
佐々木は今年6月、15歳で国内プロデビュー戦を行い、いきなりWMC世界フライ級王者の貴と対戦してドロー。本場タイ仕込みのテクニックで観客と関係者を驚かせた。今回はその決着戦。
1R、佐々木はゆっくりとしたリズムから、いきなり速い攻撃を仕掛ける緩急の差をつけたムエタイの戦い方。貴に前蹴りで転倒させられると、右ストレートをヒットさせ、貴の蹴り足をキャッチして転倒させる。
2R、打撃によるものかバッティングによるものかは不明だが、佐々木の左まぶたが大きく腫れあがる。貴がハイキックをキャッチして佐々木を転倒させると、佐々木は足払いですぐに貴を転倒させる。さらに首相撲でも2回転倒させた。
3Rは完全に首相撲勝負となり、両者が組んでヒザを蹴り合う。佐々木は貴がヒザを蹴って片足立ちになるタイミングで転倒させる。終盤には右ハイ、右ストレートで攻めていく。
4R、佐々木は首相撲で転倒させつつ、このラウンドも右ストレート、右ローを当てていく。貴も負けじと佐々木を転倒させ、豪快にマットへ叩きつける。
5R、首相撲を仕掛ける貴だが、偶然のバッティングで左目上から流血。佐々木がバックスピンエルボーを当てれば、貴も同じ技をやり返す。佐々木が右ストレート、ヒジ、左ミドルと攻撃を畳み掛け、貴がヒジを強打する場面もあって試合終了。判定2-0で佐々木が勝利し、15歳にしてチャンピオンベルトを巻いた。
▼第2試合 MuayThaiOpenバンタム級王座決定戦 Lumpinee Boxing Stadium of Japan ランキング査定試合 3分5R
○林 敬明(TSKJapan/WPMF世界バンタム級暫定王者)
判定3-0 ※49-46、49-47、50-46
●キム・ギフン(韓国/ストラッグル)
※林が新王座に就く。
1Rから首相撲の攻防が見られ、お互いに相手を転倒させる。林は右ロー主体の攻撃。
2R、キムが右ローを蹴って行くと、林はパンチとヒジ。このヒジがヒットするが、キムは終盤に林を豪快に転倒させた。
3R、林は接近戦でも組んでもヒザを突き刺し、キムは首相撲で転倒させるがヒザの蹴り合いでは劣勢。林はパンチでも勢いのある攻めを見せる。
4Rになるとキムが前へ出て左フック、左ストレートを当てていく。林にはやや疲れが見え、このままキムが優勢にこのラウンドを終えるかと思われたが、終了間際に林が左フックに左ヒジのカウンターをヒットさせてダウンを奪った。
5R、林はヒザ蹴りで攻め、キムは逆転を狙ってパンチを出すが空を切る。終盤にキムがラッシュを仕掛け、林も打ち合って試合終了。判定3-0で林が王座に就いた。
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