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【パンクラス】“野生獣”手塚裕之、元王者・村山暁洋に勝利も「軽トラを押して鍛え直す」

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2018/12/10(月)UP

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マウントを奪われ、一方的に打たれる鈴木を見てレフェリーがストップ

▼第12試合 女子フライ級 5分3R
●鈴木万李弥(24=志村道場)  
TKO 2R 2分38秒 ※パウンド→レフェリーストップ
〇シッジ・ホッシャ(41=ブラジル)

 鈴木は空手出身で、キックボクシング戦績はアマチュア5戦5勝(4KO)、プロ8戦6勝(2KO)2敗。MMA(総合格闘技)戦績は2勝1敗。鼻から大流血しながらも勝利をもぎ取ったことから“流血のマドンナ”の異名を持つ。美女格闘家として紹介されることもある鈴木だが、そのファイトスタイルはパンチでガンガン前へ出て攻めるファイタータイプ。

 ホッシャは9勝5敗の戦績を持ち、9勝のうち4勝がKO、1勝が関節・絞め技による一本勝ち。前戦は判定で敗れているが、その前は6戦して負けなし。黒星はデビュー直後に3連敗を喫したのがほとんどだ。20年間ブラジルのプロバレーボールで活躍した経歴を持つ。

 1R、ホッシャが長いリーチから繰り出すパンチを軽快なフットワークでかわした鈴木は、ワンツーでダウンを奪う。しかし、ホッシャがすぐにタックルでテイクダウンしてリカバー。ホッシャがマウントを奪いに来たところで身体を回転させ、立ち上がろうとした鈴木だがバックを奪われる。

 エビ反りにされ、パンチを浴びる鈴木。何とか立ち上がるがすぐにテイクダウンされ、鈴木は起き上がって反転し、上を奪い返す。すぐにひっくり返すホッシャはパンチの連打。さらに顔面へヒジを入れる。もがいて抵抗する鈴木は何とか初回を耐えた。

 2R、鈴木は距離を取ってワンツーを入れ、前蹴りでホッシャを転倒させる。パンチで攻勢を仕掛ける鈴木だったが、ホッシャのタックルにテイクダウンを奪われ、顔面にパンチをもらう。そしてマウントを奪われ、ヒジとパウンドの連打。一方的な展開となり、ホッシャがTKO勝ちした。口から流血した鈴木は悔し涙を流した。


ダウンした中村にパンチで襲い掛かる中原

▼第11試合 フェザー級 5分3R
〇中原由貴(26=マッハ道場)
TKO 1R 51秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●中村晃司(33=パンクラス大阪稲垣組)

 中原は6連勝を収めた後、充電期間に入って1年2カ月ぶりの復帰戦。当初、中島太一との対戦が決まっていたが中島が体調不良のため試合を辞退し、大阪を活動拠点とする中村が3年6カ月ぶりに東京大会への参戦を果たす。

 1R、サウスポー同士。中原が左フックから組み付き、ヒザ蹴りを2発入れる。離れると中原が左ストレートを叩き込み、中村はダウン。立ち上がった中村に左右連打からの左ストレートを再びヒットさせ、中村はダウン。ダメ押しのパンチを入れて中原が秒殺TKO勝ちを収めた。

 中原はマイクを持つと「これで7連勝目です。ランキングに入っていませんが、この階級にはチャンピオンが2人います(暫定王者と正規王者)が、この階級のキングは僕なので次は誰が戦ってくれるのか気になっています。ちょっと生意気言いました、すいません。次も頑張ります」と笑った。

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