【パンクラス】“野生獣”手塚裕之、元王者・村山暁洋に勝利も「軽トラを押して鍛え直す」

2018/12/10（月）UP
（最終更新：2018/12/11 23:14）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▼第10試合　女子フライ級　5分3R
〇ライカ（42＝RIGHT THING ACADEMY）
判定2-1　※28-29、29-28、29-28
●エドナ・トラキナス（27＝ブラジル）

　ライカは女子プロボクシングで世界三階級制覇を達成し、日本の女子プロボクシングの礎を築いた。2014年1月にボクシングを引退し、同年9月に韓国でMMA（総合格闘技）デビュー。中井りん、杉山しずからに連敗を喫するも、2015年5月に初勝利。今年3月まで6連勝をマークしていたが、7月のパンクラスで無敗のクセニヤ・グーセヴァに2-1で惜敗した。MMA戦績は8勝5敗1分。

　今回の対戦相手トラキナスは、空手・ムエタイと柔術をベースにするアグレッシブな打撃中心のファイター。手数の多いパンチとミドルキックが武器だ。戦績は7勝4敗1分。

　1R、トラキナスはスピードのあるパンチから蹴り、蹴りからパンチと積極的に攻める。首相撲からのヒザ蹴りも鋭い。トラキナスが勢いあまってパンチの空振りでバランスを崩し、ライカはすかさず組みに行くがフロントチョークの体勢に捕まる。離れ際にトラキナスはヒジ打ち。

　2R、トラキナスがパンチの連打からミドルを蹴る。ライカは蹴り足をキャッチするとテイクダウンするが、トラキナスはフロントチョークの体勢に。ライカは脱出してパウンドを一発撃つが、蹴り放されてスタンドに。すぐにライカがタックルでテイクダウン。残り1分、ようやくパウンドを打ったライカだがやはり蹴り放される。

　3R、ワンツーを出しながら前へ出るライカ。トラキナスも打ち合い、蹴りを入れる。ライカのタックルはまたもフロントチョークの体勢に捕まる。ブレイク後、ライカが左フックをヒット。ライカのプレッシャーにトラキナスは下がり始める。トラキナスもワンツーで応戦し、右ストレートと連打からの左ハイをヒットさせた。

　そこでライカがタックルでのテイクダウンに成功。ライカはボディをコツコツと殴り続け、トラキナスを少し持ち上げてマットに叩きつける動作を繰り返す。判定は2-1と割れ、ライカが辛勝した。

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▼第9試合　バンタム級　5分3R
〇福島秀和（BLOWS/パンクラス・バンタム級4位）
一本　3R 53秒　※チョークスリーパー
●林　大陽（CAVE/パンクラス・バンタム級5位）

▼第8試合　フライ級　5分3R
―中村龍之（ロータス世田谷）
試合中止
―鈴木千裕（P’sLAB吉祥寺）
※前日計量で鈴木が59.95kgで2.8kg超過のためルール上試合中止

▼第7試合　ストロー級　5分3R
●高島俊哉（リバーサルジム新宿Me,We/パンクラス・ストロー級8位）
判定2-1　※28-29、29-28、29-28
〇野田遼介（ALLIANCE/パンクラス・ストロー級11位）

▼第6試合　フライ級　3分3R
〇井上　学（C.A.C.C.スネークピットジャパン/パンクラス初代バンタム級王者）
判定2-1　※28-29、29-28、29-28
●杉山廣平（SPLASH）

▼第5試合　ストロー級 3分3R
●前山哲兵（フリー/パンクラス・ストロー級7位）
判定0-3　※三者とも28-29
〇宮澤雄大 (K-PLACE)

▼第4試合 フェザー級　3分3R
〇川那子祐輔 (秋本道場jungle junction)
判定3-0　※三者とも29-28
●DARANI DATE (Team DATE)

▼第3試合　フェザー級　3分3R
〇杉山和史（TURNING POINT MMA/HF）
TKO　1R 2分53秒　※グラウンドパンチ
●冨田翔市（パラエストラ東大阪）

▼第2試合　ストロー級　3分3R
〇リトル（GUTSMAN）
TKO　1R 1分26秒　※スタンドの蹴り
●オ・ヒョプチャン（韓国／コリアントップチーム）

▼第1試合　REBELSルール　60kg契約　3分3R
〇鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
KO　1R 2分15秒　※飛びヒザ蹴り
●宇野高弘(パラエストラ栃木)

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