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【パンクラス】トラック押しに田んぼダッシュ、手塚裕之は「生物レベルで強くなる」

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2018/12/08(土)UP

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特訓の数々で鍛えられた手塚(左)の太ももの筋肉が凄まじい。右が対戦相手の村山

 12月9日(日)東京・新木場のスタジオコーストで開催の『PANCRASE 302』の前日計量が、8日(土)都内にて正午より行われた。

 メインイベントで対戦する、パンクラス・ウェルター級2位・手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)は77.35kg、同級4位・村山暁洋(GUTSMAN)は77.50kgでウェルター級リミットの77.10kgをクリアー(+450グラムまでは認められる)。

 今回初めてメインを任された手塚はパンクラスでの5勝が全てパンチ&パウンドによるKOというハードパンチャー。「メインに抜擢されたことを嬉しく感じます。地方の選手(栃木在住)でもメインになれる、ここまで来たかって思いました。まだまだこれからですけれど」と、メインになったことを素直に喜ぶ。

「僕は“生物基準”で強くなりたいんです。技術云々ではなく生物としての強さを追及しています。一番はフィジカルです」と破天荒なことを言う手塚。「田舎にいるので、あえて東京では出来ないトレーニングをしています」という。

 その内容は、坂道で軽トラックを押す、田んぼを走る、川を流れと逆に泳ぐなど昭和そのものの特訓の数々。

「トラックを押すのは押し合いやプッシュが強くなるから。それに地面を蹴ってパンチに伝える力が強くなります。田んぼを走るのはコンクリートの道よりも足腰が鍛えられます」と説明する手塚は「自然には勝てないんです」と自然の力で強くなる、と笑う。

 とはいえ、そればかりではない。1年に1度は渡米し、グレイシー・バッハのポートランド支部でしっかりとMMA(総合格闘技)の技術を学ぶ。「6月にも1カ月、練習で行ってきました。UFCファイターのチェール・ソネンが所属しているので、スパーリングもしてきました」

 対戦する村山については「柔道の投げが強くて、思い切りがいい」と評し、「自分の武器であるパンチを磨いて、寝技にも対処できるようにしてきました。自信はあるから思い切って打撃で行きます。フットワークを使ってこっちからプレッシャーをかけていきたい」と話す。

「いろいろな面で魅せる選手になりたい」と言い、「しっかりKOします」とKO宣言も飛び出した。

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