2023/11/26（日）UP
（最終更新：2024/02/05 15:09）

右ストレートで2RKO勝ちした貴田（右）

▼第12試合　バンタム級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
●戸羽優斗（東洋大学4年）
KO　2Ｒ2分43秒
〇貴田皓太（國學院大學3年）
※貴田がバンタム級王者に就く。

　バンタム級チャンピオントーナメント決勝戦は、東洋大4年戸羽と國學院大3年貴田の一戦となった。

戸羽（左）の左ハイキックをガードする貴田（右）

　1Ｒ、体格差・リーチに勝る戸羽が有利な展開を見せると思われたが、貴田は的確にガードを固め、右ローを軸に前に出る。戸羽は左ミドルで対抗するものの、貴田の勢いは止まらぬまま1Ｒが終了した。

　2Ｒ，1Ｒと変わらずグイグイ前に出る貴田。戸羽も下がりながら左ミドルを放っていく。一進一退の攻防が続くなか、ラスト２０秒、貴田の右ストレートが戸羽のアゴを捉えダウンを奪う、倒れ方が危険と判断したレフェリーは即座に試合をストップ。貴田がＫＯ勝ちで2023年バンタム級チャンピオンに決定し、最優秀選手賞も受賞。

判定3-0で小野が2023年フェザー級チャンピオンに

▼第13試合　フェザー級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
〇小野颯大（日本大学4年）
判定3‐0　※30‐28、30‐27、30‐27
●宮谷拓也（日本大学2年）
※小野がフェザー級王者に就く。

　フェザー級チャンピオントーナメント決勝戦は日本大学同士、小野颯大（4年）と宮谷拓也（2年）の一戦となった。

小野（左）に左ミドルを放つ宮谷（右）

　1Ｒ、序盤から宮谷が飛び込み一気に責め立てるが、その後は冷静に対処する小野に押される状況が続き、終始小野が試合の流れを掴んだまま1Ｒが終了。

　2Ｒ、1Ｒと変わり小野がプレッシャーをかけながら前に出る展開が続く。小野に対し、宮谷はカウンターを合わせるが、小野の勢いは止まらず、終始圧倒する流れのまま続く。

小野（右）の右ストレートが宮谷のアゴを捉える

　3Ｒ、お互いに距離を保ち慎重に探り合う両者。宮谷のパンチが次第に大振りになっていく。小野は的確にワンツー左フックをヒット。その後は最後まで打ち合う展開が続くが、小野有利の展開が続き試合終了。判定3-0（三者と30-27）で小野が日本大学主将の意地を見せて快勝。2023年フェザー級チャンピオンに輝いた。

＜個人戦結果＞
▼第14試合　ライト級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
〇横山太一朗（國學院大學2年）
KO　1Ｒ37秒
●鈴木海人（日本大学3年）
※横山がライト級王者に就く。

▼第11試合　フライ級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
〇堀　辰至（専修大学2年）
判定2‐1　※30‐28、30‐29、28‐30
●丸山諒聖（創価大学2年）
※堀がフライ級王者に就く。

▼第10試合　ウェルター級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
〇加賀崎大介（國學院大學3年）
KO　1Ｒ1分17秒
●川越勇輝（創価大学1年）
※加賀崎がウェルター級王者に就く。

▼第9試合　ミドル級チャンピオントーナメント決勝戦　3分3Ｒ
〇遠藤亮策（國學院大學3年）
判定3‐0　※30‐26、30‐26、30‐28
●木曽慎太郎（國學院大學2年）
※遠藤がミドル級王者に就く。

▼第8試合　ライト級　3分3Ｒ
●堀　雄太（中央大学4年）
KO　3Ｒ2分56秒
〇高岡　大（國學院大學4年）

▼第7試合　ライト級　3分2Ｒ
〇飯島幸輝（東海大学3年）
判定2‐0　※20‐20、20‐18、20‐18
●服部虎珀（日本大学1年）

▼第6試合　バンタム級　3分2Ｒ
●横山潮音（専修大学2年）
判定2-1　※20-18、20-18、19-20
〇熊田孝行（創価大学3年）

▼第5試合　ウェルター級　3分2Ｒ
△田中良弥（拓殖大学4年）
1‐1　※20‐20、20‐19、19‐20
△吉田十英琉（中央大学1年）

▼第4試合　フェザー級　3分2Ｒ
〇青木幹太（國學院大學4年）
判定3‐0　※三者とも20‐18
●犬養陽人（拓殖大学3年）

▼第3試合　フェザー級　3分2Ｒ
〇多賀晴翔（拓殖大学1年）
判定2‐0　※20‐17、20‐18、19‐19
●下采尚叶（國學院大學1年）

▼第2試合　ライト級　3分2Ｒ
●越川颯良（拓殖大学1年）
KO　2Ｒ2分9秒
〇遠藤泰斗（東海大学4年）

▼第1試合　バンタム級　3分2Ｒ
●佐川　新（東海大学1年）
判定2-1　※20-18、20-19、19‐20
〇相川燿佑（中央大学1年）