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【ボクシング】谷口将隆、Lフライ転向2戦目はKO完勝!左ストレートでフィリピン強豪を撃破=試合結果

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2024/05/11(土)UP

谷口将隆がKO勝利(写真は22年4月の石澤戦)

 5月11日に韓国・仁川で開催された『TREASURE BOXING PROMOTION 6 in PARADISE CITY』のライトフライ級8回戦にて、谷口将隆(30=ワタナベ)がジェイセバー・アブシード(29=フィリピン)に5回KO。相手のビッグヒットをもらうことなく、同級転向2戦目で完勝した。

 谷口は元WBO世界ミニマム級王者。ライトフライ級に転向し、昨年8月の初戦は堀川謙一に判定勝利した。IBF世界同級10位の谷口が世界2階級制覇を目指し、ライトフライ級第2戦目に挑む。

 対するアブシードは35戦22勝(13KO)13敗、これまでWBOオリエンタルミニマム級王座、WBAアジアフライ級王座を獲得したフィリピン強豪。18年10月に現WBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟をKOで沈めた実績を持つ。

 試合は共にサウスポー、序盤からお互い重心を低く前体重で鋭いジャブを繰り出す。1Rと2Rは互いに様子見だったが、それでも谷口の左ストレートが当たる場面が目立つ。

 3Rからアブシードが仕掛け、左拳を大きく振り回す場面が増えるが、谷口はしっかりガードを固め、バックステップも巧みに使い、鉄壁のディフェンス。逆に、ワンツーからの右ボディのコンビネーションを見せるなど、手数で圧倒する。

 4R、重心低くガードを固めるアブシードに対し、谷口のボディがローブローと判断され、1ポイント減点となったが、谷口は冷静に攻撃の手をやめない。

 5R、アブシードの強いプレスを冷静に捌くと、谷口はアブシードをロープ側に追い込み打ち下ろしの左!最初のダウンを奪う。

 ガードを固めピンチを乗り切ろうとするアブシードだったが、谷口が再び左ストレートを当て2度目のダウン。アブシードは立ち上がったが、レフェリーが試合を止めた。

 相手のビッグヒットをもらわず、ほぼノーダメージの谷口が会心のKO勝利。強豪を相手にライトフライ級転向2戦目を完勝した。

『TREASURE BOXING PROMOTION 6 in PARADISE CITY』
5月11日 韓国・仁川
▼ライトフライ級8回戦
○谷口将隆(ワタナベ)
TKO 5R1分14秒 ※左ストレート
ジェイセバー・アブシード(フィリピン)

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