王者・中谷潤人が戦慄のボディ1R KOで初V!相手は悶絶、井上拓真との統一戦に前進か
7月20日(土)、東京・両国国技館にて開催された[WBC世界バンタム級タイトルマッチ]では、王者・中谷潤人(M.T)が挑戦者で同級1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を1R 2分37秒、KO勝利。中谷が驚きの1RKOで初防衛戦を制した。
中谷は「この試合で統一戦という言葉を意識してもらえたら」と現WBA世界同級王者・井上拓真との統一戦に向け改めてメッセージした。
中谷は27戦27勝(20KO)無敗、WBO世界フライ級とスーパーフライ級王座を獲得すると、今年2月にはKO勝利でWBC世界バンタム級王座を奪取、3階級制覇を成し遂げた。
対するアストロラビオは19勝(14KO)4敗の強打者。昨年5月にはジェイソン・モロニーとほぼ互角の接戦を演じるも0-2で判定負け。8月にKO勝利で挑戦権を得た。
試合は、サウスポーの中谷は腰を落とし、両足を大きく広げて構えてはジャブで近寄らせず、左ストレートも入る。
すると中谷のジャブからの左ストレート一閃!アストロラビオが崩れ落ち、ダウン。一度立ち上がるも、腹を押さえ再び座り込んでしまった。
中谷が驚愕の1RボディストレートKO勝利で初防衛を決めた。
中谷はマイクで「向き合った時気持ちを感じたので長くなるかなと思ったが、いいパンチが当たって良かった。ちょっと早すぎたかなというのはある。もっと良いパフォーマンス出来るよう引き続き頑張る」と謙虚なコメント。
KOの手ごたえは「感触は無かった、スムーズに入った」と自然なパンチだったと言う。
そして「この試合で統一戦という言葉を意識してもらえたらいいな」と言うと、会場は大歓声。「このバンタム級で統一するか、もっと大きい階級に上げるかと考えている」とし、井上拓真とは「僕自身すごくやりたい選手の一人だし、皆さんが望んでるカードだと思うので、そこに向け準備していきたい」とターゲットする。
さらに井上尚弥については「まだまだだが、1つずつ勝っていって大きい大きいものになっていけばおのずと実現する」と将来の対決を見据えた。
また2試合前に加納陸に勝利しWBO世界フライ級王者となった盟友オラスクアガがリングに上がり、肩を組み笑顔で互いの勝利を喜んだ。
中谷は試合前インタビューで「KOを狙う」と語っており有言実行。この試合の先には「更に大きなビッグファイト」として「まずは統一戦。中でも井上拓真選手とやりたいという気持ちが強くある」と、と現WBA世界同級王者・井上拓真との統一戦を希望していたが、初防衛戦をクリアし、前進なるか。
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