【新極真会】女子は18歳の世界王者・鈴木未紘が優勝し賞金1000万GET!身長184cm欧州の巨人退ける
7月21日(日)代々木第二体育館にて新極真会主催、第1回『空手Champion of Champions』(KCC)が開催された。男女・各8人制の”体重無差別”世界トーナメントで、優勝者には賞金1000万円が与えられるものだ。
女子の決勝では、昨年の世界大会優勝の鈴木未紘(18=日本)が、 22年世界ウエイト制重量級優勝のブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア)を怒涛のパンチ連打で延長5-0勝利、見事優勝を手にした。
決勝戦では、鈴木が詰めパンチ連打も、身長184㎝のグスタイタイテが強烈なフックからヒザ蹴り、飛びヒザも。
本戦は鈴木1-0で延長に。延長では鈴木の胸突きがヒットし続け、最後はグスタイタイテのハイキックがかすめるも、5-0で勝利、見事優勝を勝ち取った。
鈴木はマイクで「必ず王座を獲り、恩返しをすると決めていた」と喜び「世界大会の数日後から毎日稽古を行ってきた。世界中の人々の記憶や記録に残る選手になりたい」と意気込んだ。また英語でも挨拶した。
準決勝1では、グスタイタイテが世界大会2位の網川来夢(日本)に、強烈な突きと身長を生かしたヒザで前進、網川も粘り2-1で延長判定も、最後はグスタイタイがボディにヒザを食い込ませ、5-0判定勝利した。
また準決勝2では、鈴木が藤原桃萌(日本)のパンチ・インローの手数に苦しみ、鈴木1-0で延長、さらに鈴木2-0再延長と競った末、鈴木が強烈なロー、接近戦での豪快オーバーハンドで5-0勝利した。
また1回戦では”高速パンチ女子”目代結菜(日本)が、グスタイタイテ相手に身長16㎝差をものともせず、果敢に高速胸突きの連打。しかし顔面殴打、抱え込みなど注意3を受け、判定負けで敗退した。
なお試合前に目代は「秘密の必殺蹴りを編み出した」と語っていたが、その技を練習してまだ2ヶ月、今回は出すことができなかったが、次回まで完成を目指すとした。
他1回戦では、網川がミリヤム・ビョークルンド(スウェーデン)にパンチの打ち合いで5-0判定勝利。(ミリアムに減点1あり)
また藤原が全ヨーロッパ大会2023 軽重量級優勝イヴァンカ・ポポヴァ(ブルガリア)にパンチとインローで前に出て4-0判定勝利。
鈴木未紘は、アリーナ・オシペンコ(カザフスタン)の勢いあるヒザ蹴りに前半は苦戦も、ラスト30のラッシュで押し切り判定5-0勝利した。
【女子 結果】
優勝:鈴木未紘(日本)
2位:ブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア)
3位:網川来夢(日本)
3位:藤原桃萌(日本)
【写真ギャラリー】
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