【UFC】世界最恐女子の対戦相手が変更に=女子フェザー級王座戦
7月29日(日・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにて開催される『UFC 214:コーミエvsジョーンズ2』の対戦カード変更が発表された。
セミファイナルのUFC女子フェザー級王座決定戦で、“世界最恐女子”ことクリス・サイボーグ(ブラジル)との対戦が決まっていたミーガン・アンダーソン(オーストラリア)が欠場。
代わりに、アンダーソンと同じく世界最大の女子MMA団体『Invicta FC』(インヴィクタ・エフシー)で活躍するトーニャ・エヴァンジャー(アメリカ)が、UFC初参戦でサイボーグと王座を争うことになった。
エヴァンジャーは2015年7月にInvicta FCバンタム級王座を獲得し、2度の防衛に成功している36歳のベテランファイターだ。これまでに19勝5敗1無効試合の戦績を収めており、勝ち星のうちKO勝ちが8回、一本勝ち7回という内容。さらに、2011年7月の黒星以降は約6年間で11戦無敗を維持している。
対戦相手のサイボーグも17勝1敗1無効試合の戦績を持ち、2005年5月のプロデビュー戦で黒星を喫して以降は約11年間無敗。しかも勝ち星のうちKO勝ちが15回という圧倒的な強さを誇っている。タイトルはInvicta FCフェザー級王座、Strikeforce女子フェザー級王座を手にした。
エヴァンジャーにとってはこの“世界最恐女子”を相手に、これまでの女子バンタム級(135ポンド=61.2キロ以下)から1階級上の女子フェザー級(145ポンド=65.8キロ以下)でのチャレンジとなる。しかし、「145ポンドに上げるっていうのは、私が前から考えていたことなの。もっと戦うためだけによ」(UFC公式ホームページより)とコメントしており、問題は無いようだ。
なお、今回のUFC参戦決定を受けて、エヴァンジャーはInvicta FCからリリース(契約解除)に。7月15日(土・同)の『Invicta FC 24』で試合も決まっていたが、これにも出場しないことが同団体から発表されている。
一方、UFC欠場が決まったアンダーソンは、その理由について「個人の差し迫った事情」と自身のSNSに投稿。詳細は明かしていないが、「前よりも強くなってまたUFCに戻って来る。そしてベルトを狙いたい」と、今後の参戦に向けて意欲を示している。
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