【K-1】”レジェンドの息子”ロエル・マナート「伝説を作りたい」
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』で、初代ヘビー級王座決定トーナメントに出場する、ロエル・マナート(23=オランダ)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
マナートはオランダ目白ジムの会長であり、名選手として日本でも活躍したアンドレ・マナートの息子だ。身長は197㎝とトーナメント出場選手の中で最長身。戦績は22勝(13KO)1敗。
トーナメント1回戦の相手は岩下雅大(33=BULLS)。南国超人のリングネームでシュートボクシングにて活躍。天田ヒロミ、元DEEPメガトン級王者・川口雄介、高瀬大樹らから勝利を収めている。戦績は29勝(16KO)8敗。身長188㎝。
マナートの父親は90年代を代表する選手であり、名伯楽としても知られるアンドレ・マナートだ。だがマナート自身が格闘技をはじめるのは遅く、父親が彼に格闘技を薦めたことは一度もなかったという。
「実は真剣にトレーニングするようになったのは17歳になってからなんだ。ちょうどその頃、僕の姉が初めて格闘技の試合に出たんだよ。今でもその時のことは全て覚えていて、戦っている姉の姿を見て、これこそ自分がやりたかったことだと気づいたんだ」
現在は目白ジムで父の指導の元「スパーリングやテクニカルトレーニング、サンドバックを使ったトレーニングをやり、父とミット打ちを行っている」が、「最高にオールラウンドな選手になるためには様々なトレーニングが必要」なため、他にも様々な練習環境を選んでいる。
「短距離と長距離のランニングトレーニング。またクロスフィットやパワーフィットネスを通して、瞬発力やスピード・柔軟性を身に着けるためのトレーニングも。マイアミのアメリカン・トップチーム(総合格闘技の名門ジム)にもよく足を運んでいて、ボクシングのスキルも磨いている」とのことだ。
マナートは今までドイツやタイ、オランダを中心に試合を行ってきた。自分のファイトスタイルについては「僕は完璧でオールラウンドで、バランスがとれた選手だと思っている。色々な技をミックスして、予測不能な動きをするのが好きだから、そこにも注目してほしいね」と自信満々。
一回戦で対戦する岩下の印象を聞くと「特に相手のことは気にしていない。トーナメントに選ばれるファイターはみんなハイレベルであることに間違いないからね」とのこと。
また決勝で戦いたい相手や、勝ちあがり予想についても「誰でも関係ないね。試合をすれば分かることさ」と、格闘界のサラブレッドに似つかわしいマイペースを貫く。
「僕はK-1とともに育ち、沢山の伝説を見てきた。僕もいつかK-1の舞台に立ち、偉大なレジェンドたちと同じような伝説を作りたいとずっと思っていた。みんなが大興奮するような試合をして、期待を裏切らないことを約束するよ」と、終始さわやかで自信あふれるインタビューを締めた。
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