【チャクリキ】20周年記念試合迎えるノブ ハヤシ「勇気や頑張る力を与えていきたい」
3月1日(木)東京・後楽園ホールで開催となる『CHAKURIKI 3』。そのメインイベントに出場するK-1 JAPAN GP1999・2004準優勝ノブ ハヤシ(ドージョーチャクリキ・ジャパン)の対戦相手ならびに全対戦カードが決定した。
今回がデビュー20周年試合となるノブの相手はルクセンブルクのナジーム・マリク。195cm・95kgのヘビー級ファイターで、戦績は22戦16勝(4KO)3敗3分。これまで2011年にフルコンタクト・ベネルクス王座、そして2013年にはベネルクスヘビー級王座を獲得している。
対戦相手決定を受け、ノブは「久しぶりに自分より大きい選手と戦うというのもありますし、デビューした時もオランダで相手はヨーロッパの選手だったので、20周年という節目でまたヨーロッパの選手と戦えるのは嬉しいです」とコメント。
ナジームに対しては「パワーファイターというかガンガン来る感じの選手じゃないので、テクニックがある選手なのかなと思います。ただ、『パワーファイターじゃない』と言っても体が大きくパワーがあるので、その辺は警戒しつつやろうかなという感じです」と印象を語った。
20周年の記念試合を迎えるノブだが、2009年に急性骨髄性白血病を発症し、6年間の闘病を余儀なくされた。そうした経緯から「最近は相手がどうこうより、自分がどれだけできるかを念頭に置いてやっている。闘病で頑張っている方に励みになるような試合をしたい」と話し、「今は試合、僕がリングに立ってこういう大きい外国人選手と戦っている姿を通して、勇気や頑張る力を与えていきたいというのがあります」と、試合に込めたメッセージを口にした。
現在も免疫抑制剤を服用しており、「この時期は風邪を引きやすいので気をつけています」というノブはコンディションに細心の注意を払っているが、「チャクリキで凄い練習をしたこととかを思い出したら、言い方はおかしいですけど“これぐらいラクだな”というか、そういう風に考えたりはしました」と格闘技で鍛えた心身が闘病中も支えとなったことを明かす。
その上でノブは「やっぱり人よりは体力があるのであまりそんなことを感じない体と言いますか、格闘技をずっと続けてきてよかったなと思います」と振り返り、「20年やれている体に生んでくれた親、周りでずっと支えてくれたファン・関係者の方に感謝しています」と、3週間後に迫った試合へ闘志を高めつつ、その思いを語っていた。
ドージョーチャクリキ
「CHAKURIKI 3」
2018年3月1日(木)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:00
<全対戦カード>
▼第8試合 メインイベント ヘビー級 3分5R延長1R
ノブ ハヤシ(ドージョーチャクリキ・ジャパン/K-1 JAPAN GP1999&2004準優勝)
vs
ナジーム・マリク(ルクセンブルク/ベネルクスヘビー級王者)
▼第7試合 セミファイナル ウェルター級 3分3R延長1R
平野将志(インスパイヤードモーション/元・蹴拳スーパーライト級王者、ICO認定インターコンチネンタル・ライト級王者、ムエタイオープン・ウェルター級王者)
vs
ムッツィ(イタリア/WKAヨーロッパ・ウェルター級王者、WPKCイタリア王者)
▼第6試合 ライト級 3分3R
恭介(インスパイヤードモーション/2017年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
vs
森下翔陸(CRAZY WOLF/GLADIATOR武士道フェザー級王者)
▼第5試合 プロレス 60分一本勝負
鈴木秀樹(フリー)
vs
ハマーストーン(アメリカ)
▼第4試合 プロレス 45分一本勝負
西島洋介(フリー)
vs
ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
▼第3試合 プロレス 30分一本勝負
板倉直人(スクランブル渋谷)
vs
“brother”YASSHI(京都カス野郎プロレス)
▼第2試合 MMA ウェルター級 5分2R
ヂエゴ安楽(ブラジル/グレイシーバッハ姫路)
vs
蓮見隆太(U.W.F.スネークピットジャパン)
▼第1試合 MMA 無差別級 5分2R
中川達彦(花鳥風月)
vs
武士正(FightingTeamA-TOYS)
▼オープニングマッチ
亀井千秋
vs
山田ヨシノリ
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