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【KHAOS】Krush王座戦を前に軍司が黒星、龍矢がK-1甲子園の雪辱果たす

2017/05/13(土)UP

大会MVPを獲得した晃貴(右)。堂々の戦いぶりで初回KO勝ちを収め、試合後には同門の先輩・武尊(左)から祝福を受けた

KHAOS実行委員会
「KHAOS.2」
2017年5月13日(土)東京・新宿FACE

 昨年11月にK-1とKrushに続く第三のブランドとして立ち上げられた「KHAOS」(カオス)。3月に開催された旗揚げ大会『KHAOS.1』では、対戦組み合わせを前日抽選で決める試みが注目を集めた。第2回大会となる今回の『KHAOS.2』では、新たに出場選手を19歳以下に限定する「KHAOS TEENS」(カオス・ティーンズ)が目玉となった。

右フックをヒットさせた龍矢(右)。軍司(左)に昨年のK-1甲子園のリベンジを果たした

▼メインイベント・第6試合 -54kg Fight 3分3R・延長1R
○龍矢(18=月心会チーム侍)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
軍司泰斗(18=K-1ジム総本部チームペガサス)

 昨年のK-1甲子園 -55kg決勝で対戦した龍矢と軍司。その試合が両者のアマチュアリングでの2度目の対決であったが、結果は軍司が判定で勝利を収め、龍矢にリベンジを果たすと共に優勝の栄冠を手にした。3度目の対戦となる今回は両者のプロ初対決だ。

 特に軍司は、第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・武居由樹が保持するKrush -53kg王座の次期挑戦者にも決まっているため、落とせない一戦となる。

 1R、序盤から至近距離でスピードのあるパンチを打ち合う両者。龍矢の強烈なフックが顔面を捉えるが、軍司は離れ際にボディブローを叩き込む。ラウンド終了間際には、ヒザ蹴りで飛び込んできた龍矢に、軍司は得意の前蹴りを顔面にヒットさせる。

 2R、龍矢が左ミドルを放ちながら、一気に距離を詰めて強烈な右フックを浴びせる。接近戦での打ち合いになると、軍司も回転の速いパンチをまとめ、右ハイで強襲。間合いを詰めて来る龍矢を前蹴りで吹っ飛ばす場面も。しかし、龍矢のコンパクトな左右フックがたびたび軍司の顔面を捉え始める。

 3R、さらにパンチを激しく交錯させる両者。龍矢はたびたびクリンチする場面も増えるが、それでも細かいジャブから鋭い右ストレート、さらにパンチに合わせてヒザ蹴りを突き刺す。軍司も上下に打ち分けながら最後は右ハイへとつなげる攻め。お互いに手数を落とさず、最後まで一進一退の攻防を繰り広げた。 

 勝敗の行方は判定に委ねられ、龍矢に軍配が上がった。リベンジを果たした龍矢は両手を高々と上に掲げて歓喜。「前回、甲子園で負けてしまい、めちゃくちゃ悔しかったので、今回勝つことができて良かったです。僕の名前を覚えて帰ってください」と、笑顔で観客に向けてアピールした。

 一方、Krush王座戦を前に黒星を喫することとなった軍司。龍矢が勝ち名乗りを受けると、首を横に振り納得のいかない表情を浮かべながらリングを後にした。


キャリアで大きく上回る笠見(左)を防戦一方に追い込む晃貴(右)

▼第4試合 -53kg Fight 3分3R
○晃貴(こうき/19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 2分53秒 ※パンチ連打
●笠見玲慈(18=TEAM OJ)

 これまでに11戦5勝(4KO)5敗1分のプロ戦績を収める笠見に対し、晃貴は3戦2勝(1KO)1敗。キャリアでは差のある両者が拳を交えた。

 1R、笠見は足を使ってリングを広く使いながら、晃貴のローに合わせてジャブや右フックで飛び込む。しかし、接近戦になると晃貴の回転の速いパンチ連打が炸裂音を響かせる。

 パンチでペースを握った晃貴。連打で徐々に笠見の顔面を赤く腫らすと、たびたびコーナーへと追い込み、最後は離れ際に右ストレートでダウンを奪う。立ち上がるもダメージからふらつく笠見。ロープを背にパンチを返すが、晃貴の強打でサンドバック状態になり再びダウン。そのままレフェリーが試合を止めた。

 キャリアで大きく上回る笠見に対し、晃貴は堂々の戦いぶりで初回KO勝ち。今大会のMVP賞に輝き、賞金10万円を獲得した。全試合終了後にリング上で挨拶し、「明日は母の日なので、これで何か買ってあげたいと思います」と満面の笑みを浮かべた。

●次ページ:大会ベストバウトを獲得した佐野天馬vs里見柚己の試合

 

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