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  3月21日(日)東京・ディファ有明で開催されるM-1MC『M-1 FAIRTEX SINGHA BEERムエタイチャレンジ「NAI KANOMTOM vol,1」』にて、日本人女子としては異例中の異例である“顔面ヒジ打ちあり”のルールに挑む神村。顔に一生残る傷を負うかもしれないし、鼻が折れて曲 がってしまうかもしれない。彼女はなぜ、危険なルールに挑む覚悟を決めたのか?(2010年3月11日UP)

■ヒジありはいつかやらないといけないと思っていた

ーー今回、公式戦では日本女子キック初であろう“ヒジあり”ルールへの挑戦が決定しましたが、ご自分から希望したそうですね。

「はい。5月にタイでWPMF世界タイトルの防衛戦があり、それがヒジありルールになったので、3月に1回やってみたいと思い会長にお願いしたんです」

ーーヒジありでやるのはどういう気分ですか?

「特にそんなには……自分的にはこれといってないですね。ガードだけ気をつけないといけないなというのはありますけれど、ヒジありだからと言ってヒジにこだわるわけでもなく、いつも通りの自分が出せてなおかつそれにヒジが出ればいいなっていう想いだけです」

ーー以前から練習はしていたんですか?

「ここ最近ですね。そんなに意識はしていませんでした」

ーー「最強を求める者、ムエタイ王者としてヒジありは避けては通れない。本物を追求したい!」と言われたそうですが。

「そうですね。WPMFはタイのベルトですし、タイに行けば女子でもヒジありルールでやらなくてはいけないので、いつかはやらないといけないとは頭の中に置きながら練習はしていました」

ーー日本の女子キックのルールはヒジなし、海外でもヒジなしが多いことを考えると、避けて通れた道では?

「でも、いろんなルールでやってみて自分に一番合うものを見つけられればいいかなと思いますし、やっぱり何事も経験なのであまり嫌だとかは言っていられません。楽しみたいと思っています」

ーーヒジありを楽しみたい!? ・・・

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