11月14日(日)東京・ディファ有明にて開催されるM-1 MC『M-1 FAIRTEX SINGHA BEERムエタイチャレンジ NAI KANOMTOMvol.4』のWPMF日本ウエルター級王座決定トーナメント準決勝で、“キック界の燃える闘魂”板倉直人(スクランブル渋谷)と対戦す る渡部。前回の準々決勝では元ラジャダムナンランカーの島一生を左ハイキック一撃で倒すTKO勝ちを見せた。念願のベルト獲得まであと2つ。藤原ジムの次 期エースに直撃した。(2010年11月12日up)
PROFILE |
■藤原ジム生とは思えない意外な過去の持ち主。キックをやる前は……
――現在のコンディションはいかがですか?
「良くもなく悪くもなく普通ですね」
――藤原ジムの練習というと、キックボクシングジムの中でも特に厳しいイメージがあります。
「そうですね。でもプロとして自覚しているので一生懸命にやっています」
――左目には青タンが出来ています。
「はい。スパーリングでやってしまいました。清水(武)君とやっていたらお互いに熱くなってしまい、激しくなってしまいました。こういうのは、よくあることです」
――藤原ジムでは、山本真弘選手、前田尚紀選手のベテラン勢の活躍はもちろん、森井洋介選手、渡部太基選手、鈴木真治選手といった若手選手の活躍も目立っていますよね。若手勢はやはりライバル意識が強いのでしょうか。
「階級は違いますけど、スパー中は『負けられねぇ』と思ってしまいますね。試合内容でもそう思ってしまいますし、ジムに来てからはライバルだと意識してやっています」
――そもそも藤原ジムには、どうして入られたんですか?
「高校の先生に紹介されて藤原ジムに入ることになったんです」
――高校の先生に!? それはなぜですか?
「高校のときに僕は問題児でした(笑)。『そんなに喧嘩が好きなら退学か、キックのジムに通いなさい』と担任の先生に言われたんです」
――それは凄い選択ですね。
「それで退学は嫌だし、親に迷惑かけるぐらいならキックをやろうかと思って始めたら、キックにハマってしまいました」
――どんな問題児だったんですか? 喧嘩は売るタイプ? それとも買うタイプ?
「その時の気分ですね(笑)。暴走族にも入っていたことがありました」
――礼儀正しい藤原ジム生のイメージが強いので想像が付きません。具体的にキックのどういうところにハマりましたか?
「最初、藤原ジムにはナメた感じで行ったんです。そうした ら先輩たちにボコボコにされてしまって、『あれ? こんなはずじゃないのに』みたいな(笑)。ミットを持ってくれている人に『プロなんスか?』と聞いたり してました。『一応……』なんて言われて、後日、格闘技雑誌を見たらその人が載っていて ・・・
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