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 大みそか『Dynamite!!~勇気のチカ ラ2010~』のメインイベントでビビアーノ・フェルナンデスにリベンジを果たし、第2代DREAMフェザー級王者となった高谷。ビビアーノとの接戦を制 した裏にはどんな戦術があったのか。そして高谷が考えるチャンピオン像とは何か。(2011年1月19日UP)

PROFILE
高谷裕之
(たかや・ひろゆき)
1977年6月10日、千葉県習志野市出身
2003年2月、修斗でプロデビューし、同年のライト級新人王トーナメントで優勝。
2005年からはHERO’Sを主戦場とし、2008年にはアメリカWEC参戦を果たす。
2009年3月にDREAM初参戦。フェザー級GPでは前田吉朗、所英男にKO勝利し準優勝。
2010年5月29日、初代DREAMライト級王者ヨアキム・ハンセンにKO勝利。
同年9月25日、元WEC世界バンタム級王者チェイス・ビービにKO勝利。
同年12月31日、ビビアーノ・フェルナンデスを下し、第2代DREAMフェザー級王者となる。
身長167cm、試合体重63~65kg
高谷軍団所属

■今だから明かせるビビアーノ攻略法とは何だったのか?

ーー大みそかの試合が終わってからはどのように過ごされていたんですか?

「1週間くらいは休んで、今は有酸素運動や体を作る練習をしている段階です。1月の後半からはジムワークも再開しようと思っています」

ーーDREAMのチャンピオンになり、周りからはどんな反応がありましたか?

「僕がまだアマチュアの頃から応援してくれている友達は驚いていましたね。『体育館で試合をしていたお前がチャンピオンになって信じられないな』って。もちろん親もそうだし、本当に周りのみんなが喜んでくれました」

ーーTBSのテレビ中継では高谷選手とお父さんの関係がクローズアップされていましたが、試合が終わってお父さんとはどんな会話をされたんですか?

「もともとあまり口数が多い父親ではないので『よく頑張ったな』とか、そういう会話はなかったですけど、試合後は飯を食いに行ったり、ずっと一緒にいたりしたのでうれしかったんだと思います」

ーー試合の映像はご覧になりましたか?

「1、2回は見ました。攻めあぐねて自分のペースに持っていけない感じはあるんですけど、3Rで気持ちの勝負になったところで、上手く自分のいい方向に試合が進んだかなと思います。最終的には気持ちの勝負だったんでしょうね」

ーー今だから明かせるVSビビアーノ対策はどういうものだったのでしょうか?

「ジャブを低く打ちながら削って、ビビアーノの体を起こさせる。そして ・・・

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