3月19日(土)東京・後楽園ホールで開催さ れる『Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~』-63kg初代王座決定トーナメント準決勝で才賀紀左衛門と対戦する梶原。全日本キック時代から名勝負こそ繰り広げるものの、タイトルやベ ルトといった称号を手にすることはなかった。Krush初代王座はそんな梶原が迎えた一世一代のチャンス。梶原がKrush、そしてベルトへの熱い想いを 語った(2011年3月11日UP)
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■新トレーニングとボクシングジムの出稽古「ギラギラしていた頃を思い出す」
ーー試合まであと10日ですが、梶原選手自身の仕上がりはいかがですか?
「仕上がりはめちゃめちゃいいですよ。怖いくらいに調子がいいので、過信しないように気をつけています」
ーーそれは何か新しい練習を取り入れたからなんですか?
「1月の試合前から、週1ペースでラダー(※なわのはしご)などを使った身体的なトレーニングをやっ ています。僕もキャリアを重ねてきて、反応が遅くなっていた時期があったんですよ。でもそういったトレーニングをやることで反応が早くなり、相手の動きの 先を読めるようになって、昔の感覚が戻ってきていますね」
ーージムワークとは違う練習ですが、内容はハードですか?
「ラダーを走ったり、サーキット形式で体の各部位を自重トレーニングで鍛えるのですが、むちゃくちゃキツイですね(苦笑)」
ーー公開練習ではボクシングジムのスパーリングで手応えがあったことを話されていましたが、実戦的な動きでもその効果は現れていますか?
「そうですね。去年の11月からはスパーリング相手が全て日本ランカーで、若手もベテランもいるし、 ファイタータイプもボクサータイプもいる。そういう相手とスパーリングを続けていて、ボクサーとスパーリングをすると殺気が戻ってくるんですよ。昨日もう ちの若手をジムに連れて行ったんですけど、『殺気が違う』ってカルチャーショックを受けてました」
ーー新しい練習を取り入れて、刺激のあるスパーリングを続けていると、肉体的にも精神的にも研ぎ澄まされていくのでしょうか?
「昔のギラギラしていた頃を思い出しますね。やっぱり競技生活が長くなると、道場で地位が出来て後輩 も増えるんで、自分の尖っている部分がなくなってくるんです。でもそれがまた尖ってきて、広がりを見せてます。練習ももちろんですけど、この環境が僕を強 くしてくれていますね」
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