12月11日(日) 東京・ディファ有明で開催される『ビッグバン・統一への道 其の七』にて、城戸康裕(谷山ジム)と対戦する松倉。今年は山本優弥を下して日本のトップクラスに仲間入りした松倉が、K-1MAX2008王者・城戸と の大一番に挑む心境を語った(2011年12月7日UP)
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■プロデビュー前から見ていた城戸と戦う心境とは?
ーー試合まで10日を切りましたが、コンディションや体調はいかがですか?(取材日は12月2日)
「練習も相当やってきたんで、あとは試合をやるだけだなって感じです」
ーー今回の試合に向けて、どんなことに重点を置いて練習してきましたか?
「9月のK-1MAXの試合(山本優弥に判定負け)もそうだったんですけど、練習はすごく出来ていたんで すよ。でもそれが試合には全く出せなくて、それじゃ意味がないんだなってことを痛感しました。だから気持ちの面で前回とは違う、試合を見せなくちゃと思っ て練習してきました」
ーー山本選手とは4月のKrushで対戦して判定勝利していますが、再戦で判定負けという結果になり、試合内容にも納得していないわけですね。
「はい。Krushの時は優弥選手も打ち合ってくれたんですけど、K-1では完全に勝ちに徹してましたよ ね。あと僕にとってあの試合が初めてのK-1本戦で、オープニングファイトとは雰囲気が全く違って、ちょっと場の空気に飲まれちゃいましたね。そういうこ とも含めて優弥選手のキャリアと強さを感じました」
ーー具体的にどこに山本選手の強さを感じました?
「足を止めて打ち合う試合も、距離を取りながら上手く戦う試合も、どっちも出来るところですね。4月の試 合では三日月蹴りを何発ももらって、お腹が真っ赤になったんです。それで9月の試合では一発目の三日月蹴りを自分の肘でブロックしたら、それから優弥選手 は腹を蹴らずに、左ミドルで腕を蹴ってきたんです。そうやって試合中に技を変えるのは敵ながらすげえなと思いました」
ーーそして今回はK-1MAXのトップファイターとして活躍している城戸選手との試合が組まれました。最初にオファーを受けた時にはどう感じましたか?
「正直な話、K-1MAXを見ていた頃、この選手には勝てないだろうと思っていたのが佐藤(嘉洋)選手と城戸選手でした ・・・
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