1月15日(日)東京・後楽園ホールで行われる新日本キックの新春第一弾興行『BRAVE HEARTS 18』でタイ北部ウェルター級王者シリポン・ルークプラバーツと対戦する緑川創(藤本)。2011年は4戦4勝、現在7連勝と波に乗っている。同門の石井宏樹、松本哉朗の活躍を受けて、緑川の目指すところとは!?(2012年1月6日UP)
PROFILE |
■野球漬けの毎日から卒業、キックの道へ
――次戦で32戦目になりますが、元々格闘技を始めようと思ったきっかけは何でしたか?
「小学生の時からずっと高校まで野球をやっていました。高校の時に寮生活をしていて、寮での楽しみがK-1のテレビ観戦でした。野球を引退して何もやることがなかった時に、キックをやろうと思って目黒藤本ジムに行きました」
――どうして野球を辞めたんですか。
「長年やっていて、もういいかなと(苦笑)。東京都ベスト4まで行ったことのある成立学園に行っていたのですが、寮に入っていた時は外出も出来ませんでした。朝から晩まで野球漬けだったので、もう自由に生活したいなと思いました」
――実際にキックを体験してどうでしたか。
「1R3分は大したことないと思っていたんですけど、限界に思えるほどきつかったですね。蹴る足もどんどん痛くなり、キックはこんなに凄いのかと感じ、キックの辛さを思い知りました」
――野球をやっていたことでキックに活きていることはありますか。
「野球の時に凄く走らされていたので体力、スタミナが今も活きていると思います。あとはバッティングフォームとパンチの打ち方が似ている部分があるんです。自分はパンチが好きなんですけど、そういう面で活きているかなと思います。でも、試合では倒し切れていないので、自分にはパンチ力があるとは思いません」
――ご自身で分析して、パンチで倒し切れない理由はどういうところにありますか? ・・・
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