3月18日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-24 ~SAGITTARIUS~』(夜の部)でMA日本フェザー級王者・十二林稔(じゅうにばやし・みのる)と対戦する宮元啓介(橋本道場)。空手仕込みの多彩な蹴り技を武器にする宮元が王者対決後に見ている野望とは!?(取材日:2012年3月7日)
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■今振り返る初敗北、そして同門対決
――まずは2011年を振り返ってもらいたいのですが、昨年9月には梅原タカユキ選手に敗れて、プロデビュー以来続いていた連勝記録は9でストップしましたね。
「梅原選手は凄くやりにくい相手でした。前にどんどん出てくる選手で首相撲もうまくて何も出来ませんでしたね」
――初敗北ということで落ち込みはかなりありましたか?
「そうですね。試合映像を見たのですが、何であそこでああいうことが出来なかったんだろう、と反省しました。でもすぐにポジティブになって、次に頑張ろうと吹っ切れることが出来ましたよ。落ち込んでいる期間は短く、すぐに練習を再開しました。もっと技術も取り入れていこうと今は気合いの入った練習が出来ています」
――今年の1月大会では同門の先輩・平本悠選手を相手に、見事な右ハイでKO勝利しました。あの試合を今振り返っていかがですか。
「最初は凄くやりづらかったんですけど、リングに上がってしまえば普通の感覚でした。平本先輩もガンガン来てくれたので、それに応えなきゃという心境でした。3Rぐらいにヒジをもらってめちゃ効いてしまいやばかったんですけど、あきらめないでKOで勝てたので良かったですね」
――先輩にKO勝ちした瞬間というのはやはり嬉しいものですか。
「そうですね。別に狙っていたわけではないのですが、空手をやっていた癖で上段蹴りが出て勝てたので良かったです」
――宮元選手がKO勝ちした瞬間、平本選手の応援に来ていた方が興奮してリングに上がる場面もありましたよね。
「特攻服を着ていた人がリングに上がってきたので、 ・・・
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