3月18日(日)東京・ディファ有明で開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-24 ~SAGITTARIUS~』(夜の部)のWBCムエタイ インターナショナル・フライ級チャレンジマッチに挑む加藤竜二(橋本道場)。今年初戦となったMA日本フライ級タイトルマッチでは勇児に敗れ、王座から陥落。今回の復帰戦を前に加藤が今想うこととは?(取材日:2012年3月7日)
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■「今後、勇児がベルトを獲れるかはわからないので、1年間だけベルトを渡しておきます」
――1月大会のMA日本フライ級タイトルマッチでは勇児選手と対戦し、敗れてしまいました。
「ちょっと余裕かませすぎましたね。相手のペースに乗ってしまったし、あっちの方がベルトを獲りたい気持ちが強かったと思います。負けて良かったと自分で思っています」
――加藤選手は昨年4戦4勝、WPMFとWBC日本タイトルを獲るなど、勇児選手と比べると加藤選手に勢いがあった分、勇児選手を甘くみていた部分はありますか?
「自分は勇児に2回も勝っているし、あっちは凄く生意気なことを言っていたけれど、実際は俺が倒している相手に判定で勝っているぐらいでした。でも、自分は心の中のどこかに余裕があったと思うんです。あいつは被災地の人間であり、ベルトを獲りたいという気持ちがありましたね。今後、彼がベルトを獲れるかはわからないので、1年間だけベルトを渡しておきます(笑)。彼からベルトを取り返したら、僕がずっと防衛しちゃうので貸してあげたものだと捉えています」
――負けて良かったということですが、今までの負けとは違うものでしたか?
「僕はこれまでに3回負けていて、チームドラゴンの山野寛之に負けた時(2009年2月15日)と同じぐらい悔しいですね。大槻直輝にも負けたけれど、あの時は自分でも納得できる練習をした上で負けたので、自分でも足りないことがわかる敗戦でした」
――次はWBCムエタイ インターナショナル・フライ級チャレンジマッチでタイ人選手との試合になりましたね。
「もう研究をバッチリしてますよ(ニヤリ)。自分はあんまり対戦相手の研究をしないでぶっつけ本番のタイプなんですけど、今回は勝ちたいので研究しています」
――復帰戦となるだけに慎重になっている部分があるんでしょうか。
「そうですね。負けたら泣いちゃうんじゃないかというぐらい、真剣に練習しています」
――対戦相手のンガオプラジャン・チューワッタナ(右写真)はラジャダムナンスタジアム認定ボクシング・ライトフライ級王者という肩書きを持っています。
「映像を見たところ、 ・・・
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