8月25日(土)東京・YAMANO HALLで開催される『Girls S-cup 2012』にて、Girls S-cup -53.5kgトーナメント決勝戦を高橋藍(シーザージム)と争う魅津希。今年2月、高橋を破る番狂わせを起こした魅津希の持ち味は、女子No.1の呼び声も高いディフェンステクニック。今は攻撃面の強化にも励んでいるというが、高度なディフェンスをいかにして身に付けたのか?(取材日:2012年8月 16日)
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■高橋とはまた試合が組まれると思っていた
ーー名古屋の夏は暑いと思いますが、調子の方はいかがですか?
「まあまあって感じですね。でも、暑いので減量しやすくてラクでいいです(笑)」
ーー魅津希選手は夏休み中(魅津希は高校2年生)ですよね?
「はい、そうです。練習をいっぱい頑張っています。次の日の学校がないので、ちょっと時間を延長して練習していますね」
ーーでは、普段よりもいい調子で試合に臨めそうですか?
「高橋藍さんにリベンジされたら困るので、また勝ちたいから頑張っています」
ーーその高橋戦ですが、前回の試合(2012年2月5日、魅津希が延長Rで判定勝ち)を振り返るとどんな感想をお持ちですか?
「長身の選手なのでパンチのリーチが長いじゃないですか。自分でもけっこうパンチを当てられてしまったなという印象です。絶対にまた試合が組まれると思ったので、パンチを当てられないようにかわす練習をもっとやらないといけないというのと、自分からもうちょっと攻める部分があった方がいいななど、反省するべきところがいっぱい分かった試合でした」
ーー高橋選手はその試合が復帰戦だったわけですが、事前に見ていた映像とは動きが違ったというのはありましたか?
「実は試合の映像があまり手に入らなかったんです。だから以前との違いまでは分かりません。むしろ私の方に研究不足という不安があったんですが、チャンピオンの地位にいるので強い選手であることは間違いないと思っていました。だから油断は出来ないと思ってたくさん練習して臨んだんです」
ーー前回はほとんど仕掛けてきませんでしたが、高橋選手は投げや立ち関節技も仕掛けてくるタイプです。そこに不安はありませんか?
「首相撲からフロントチョークを取っていたので、それを防ぐ練習は前回もやっていました。投げに関してですが私はけっこう腰が強いので、投げられる心配はないと思っていたんですが、練習は一応やっていました」
ーー高橋選手にとってはリベンジマッチとなるため、気持ちの入り方が前回とは違うでしょうね。
「そうでしょうね。私も勝たないといけないし、ここで負けるわけにはいきません」
ーーやはりベルトが欲しいですか?
「欲しいですよね~。今回の試合に勝てば初めてベルトを獲ることになるので。チャンピオンに勝ってのベルトなので価値があると思います」
ーー以前、J-GIRLSでベルトを目前にしながら(挑戦者決定トーナメントの決勝で敗退)獲れなかったことがありましたね。
「はい(苦笑)。油断してはいけないなって思いました。自分の中では油断したつもりはなかったんですが、少しくらいはあったんじゃないかなと思ったので、今回はそういうことがないように気をつけます」 ・・・
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