1月26日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.26』にて、Krush-70kgタイトルマッチで王者・城戸康裕(谷山ジム)と対戦する守屋拓郎(スクランブル渋谷)。城戸との舌戦が繰り広げられるなど、注目を集めている今回の大一番を前に守屋を直撃した。ここ4戦判定決着が続いている理由を聞くと、意外な理由が隠されていた。(取材日:2012年1月2日)
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■Krushで判定決着が続いている意外な理由
――昨年を振り返ってどういう1年でしたか?
「内容はともかく結果は4戦4勝でしたが、歯がゆい試合をせざるを得なかったというか、我慢してやっていた部分がありました。本当は倒して勝ちたかったのですが、今回タイトルマッチに辿り着くことが出来たのでまあまあの年だったと思います」
――昨年12月26日のカード決定の記者会見で守屋選手が言われていた「歯がゆい試合をせざるを得なかった」というのは、内田康弘会長と話してタイトルマッチまでは手の内を見せないでコツコツやっていこうということですよね。
「そうですね。手の内を見せたくはありませんでした」
――タイトルマッチを見据えた戦いというのはいつぐらいから意識していたんですか。
「Krushに参戦した当初からタイトルを狙っていくことを決めていました。タイトルが欲しくてKrushに参戦したわけですから。タイトルを狙わなければ何も始まりません」
――Krush参戦後5試合やられていますが、これまでの守屋選手の何%の力で試合をされていたんですか。
「20~30%の力だったと思います」
――そんなに低かったんですか!? 守屋選手を応援する方々は事情を知らないので、何か言われたことはなかったですか。
「『もっと行けよ』と言われ、申し訳ない気持ちでした。でも、最終的にベルトを手にしたときに納得してもらえればいいかなと思っていましたね」
――1年間我慢し続けた戦いを強いられて、ご自身も相当辛かったのでは?
「そうですね。Krush初戦となった廣野祐戦では判定で負けてしまい、手の内を見せないように戦うというのはリスクがあるなとは思いました。それ以降はとりあえず最低限勝ちを拾えるような戦い方が出来るようになったので連勝できて良かったと思います」
――守屋選手といえば、ローキックが代名詞になっています。城戸戦で完全復活ですか。
「ローはもちろん、その他にもやりたいことはたくさんあるので全部をぶつけてやろうと思います」
――ロー以外にも必殺技があると?
「そうですね、もちろんです」
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