5月19日(日)東京・新宿FACEで開催される『J-GIRLS 2013 ~Victorious Goddess 2nd~』にて、バンタム級王座決定トーナメントに参戦する陣内。2月に初のベルトを獲得したが、高校生の時から参戦しているJ-GIRLSではいまだ無冠のまま。女子では珍しいミドルキック主体のスタイルで、今度こそ頂点に登り詰めるか!?(取材日:5月12日)
PROFILE |
■第1章 自分らしさが「蹴り」
ーー今回のバンタム級王座決定トーナメントに臨む意気込みからお聞かせください。
「何回かチャンスをいただいているのに今までモノに出来なかったので、今回こそは絶対にベルトを獲るという気持ちで臨みたいと思います」
ーー確かに今まで何度か挑戦者決定トーナメントに出られていますが、なかなか優勝することが出来ませんでした。自分ではなぜだと思っていますか?
「そうですね……いま考えると、自分に対してあと一歩押しが足りなかったのだと思います。試合に関しても練習に関しても」
ーー2月にWPMFのタイトルマッチを行い、ついにベルトを獲りました。初めてチャンピオンになれた気持ちは?
「久しぶりの試合でしたし、相手もJ-GIRLSのチャンピオンだということで凄く気合いが入っていました。でもタイトルマッチだということは意識せず、その1試合を大切に全力でやろうという気持ちで臨んでいました」
ーーひょっとして、ムエタイルールの方が戦いやすいんですか?
「どうでしょう? プロになってから首相撲ありのルールでやるのは前回が初めてでした。アマチュアの時は首相撲ありルールの方が多かったので、もしかしたらそっちの方が自分には合っているのかもしれないと思ったことは確かです。ただ、まだ1試合しかやっていないので、何とも言えないですね」
ーー前王者の大石ゆきの選手に勝っていることで、今回のトーナメントでは当然優勝候補として名前があがっています。
「そういった周りの反応は多少気になりますが、いつも通りの気持ちで自分らしく試合が出来たら、と思っています」
ーー1回戦の相手はベテランの三宅選手です。
「私はパンチが苦手なんですけれど、三宅選手はパンチが重いイメージがあります。身体もしっかりしているイメージがあるので、そこは気をつけていきたいです」
ーーパンチの選手は苦手ですか?
「あまり得意ではないですね(苦笑)」
ーー自分の持ち味はやはり蹴りですか?
「蹴りの方が好きですね」
ーーJ-GIRLSは判定でもパンチの方を重視する傾向があります。その中で蹴りで勝ち抜いていくのは大変だと思いますが、それでも蹴りにこだわる理由は?
「自分らしさが蹴りだと思います。パンチで行くより蹴りの方が自分の力を発揮できますし、みんなパンチの中で自分は蹴りでやっていきたいっていうのがあるんです」
ーー理想はパンチで来る選手を蹴りで突き放したり、相手の腕をミドルキックで破壊することですか?
「はい、 ・・・
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。
===================================
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!