7月20日(土)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 94』にて、RISEライト級王者イ・ソンヒョン(韓国)と対戦する左右田泰臣。RISEで5連勝中、韓国メディアも最強と評する“コリアン・モンスター”を相手にどう攻略するのか。王者対決の後に見ていることとは!?(取材日:2013年7月11日)
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■第1章 ソンヒョン戦のオファーが来たときに左右田は…
――ソンヒョン戦に向けて強化している部分はありますか。
「普段から大宮司(進)さんと一緒に上のレベルの選手と戦うための準備をしているんですけど、特にソンヒョン戦用の特別な練習はしていません。ある程度、ソンヒョン選手がこうしてきたらこうするという練習はしていますが、基本的に自分のレベルを上げることを意識しています」
――今回の試合に限らず、いつもそういう取り組みなんでしょうか。
「そうですね。自分はどんなスタイルでも戦えることを理想としています。対戦相手はこういう戦い方だからこういう戦いをしようと臨機応変に変えて戦えるように意識しています」
――いよいよ試合が近づいてきました。6月9日の大会のときにリング上であいさつしたときに、「勝つイメージが一切湧かない」「これは“左右田潰し”だ」とネガティブな発言を連発させていましたね。
「同じジム仲間の塚越仁志さんとかと話すときはいつもあんな感じですよ。試合が決まったら不安になりますし、練習を重ねていくことで自信に変えていきます」
――ソンヒョン戦のオファーが最初に来たときはどう思いましたか。
「あ~いきなり来たかと思いましたね。いつかやるんじゃないかなとは思っていましたが、やるとしてもお互いに何試合かした後にやると思っていました。ちょうど5月のグローリー日本大会の終了後の会場で言われてマジか…と思いましたね。あの日、ソンヒョン選手は佐藤嘉洋選手を相手に3R最後には思いっきり前に出ていて凄かったですよね。まぁ、やるのであれば早いか遅いかのどちらしかないですけど」
――自信はどうですか?
「毎回なんですが、試合前の入場直前まで僕は臆病なんです。チャンピオンになってからは
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