8月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.30』のKrush -70kg級タイトルマッチで山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)を挑戦者に迎え、2度目の防衛戦を行う王者・城戸康裕(谷山ジム)。決戦を前に「身体能力、センス、勢い、全てチャンピオンが上です」と自信に満ちたコメントを残している。タイトル戦、防衛後のこと、そして毎回用意しているという必殺技が出来るまで…について聞いた。(取材日:2013年8月1日)
PROFILE |
■第1章 「山内さんが足を使って逃げるようだったら僕は一切攻めません」
――試合が近づいてきました。
「夏という時期的なものもあって今は相当疲れていますね。いつもと比べて練習量はそんなに多くはないんですけど、7月11日と12日に『サムライ・ロック・オーケストラ』に出演したじゃないですか。あれで疲れが来ているのかなと思いますね(苦笑)。あの時は緊張したし、普段やらない動きの運動もしたし、公演が終わってからは練習出来なかった分を取り戻そうとすぐに練習しましたからね」
――公演初日の囲み会見では、タイトルマッチに向けた練習が全く出来ていないと言われてましたね。
「公演に向けた練習とかで一週間は走りもしなかったですし、ヒザが痛かったので全く練習が出来ていないんですよ。そういえば、7月16日にあった公開記者会見で、ヒザが痛いことを言ってしまいましたね。やばいですね、アハハハ!」
――タイトルマッチという大事な一戦の前に公演を入れたことには何か意味がありましたか。
「Krushから来たお話なので、最悪公演でケガしちゃってもいいんのかなと。タイトルマッチで負けたとしても、『いや~オタクのあれがなければね~』と言い訳しようかなと思います(笑)」
――公演に出たことで何か得たことは?
「楽しかったですし、いい経験になりました。格闘技にプラスになったかはわかりませんが、試合みたいに緊張して度胸とか付いたので全く0ではないです」
――城戸選手の試合前後のマイクパフォーマンスなどを含めて、出演者5人の中で一番公演に向いている選手かなとは思いました。
「そう言っていただけると嬉しいですね。色んな場面で僕はセンターポジションを取ってますからね(笑)。何気に一番目立っていたと思います」
――それでは試合について、聞いていきたいのですが、山内選手とは新空手時代に一度対戦経験があるんですよね。
「そうですね。その時は山内さんのことを知らなかったのですが、対戦して強いなとは思いました。僕はまだ高校生だったので、大人の山内さんと試合をして負けてもいいかなと思いながら試合をして実際に負けちゃった、というような感覚でしたね」
――プロになって、いつぐらいにあの時に対戦した人だ!と気づいたんですか?
「山内さんが全日本キックで活躍し始めた頃でしょうか。それで全日本ウェルター級チャンピオンになって、(山本)優弥と防衛戦をやっていましたよね。その後はK-1に大物参戦ということでドラゴと戦ったりしていたので、ずっと見てましたね。結局、山内選手はヒジ、ヒザ、首相撲ありのキックボクシングルールが得意だったんじゃないかなと思います」
――最近の山内選手の試合を見てもそう思いますか?
「中島(弘貴)君に勝ったのはビックリしましたね。ぶっちゃけ
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。
===================================
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!