【極真会館】松井館長「空手が五輪種目になればいかなるルールであっても参加する」
今年11月4~6日(金~日)に4年に一度の『全世界空手道選手権大会』の開催を控えた極真会館は、1月11日(火)午前6時30分より都内ホテルにて総本部鏡開き(初稽古)を行った。この鏡開きには国内の支部長、主要選手ら約180名が参加。基本稽古を約40分間行い、汗を流した。
昨年の『第42回全日本空手道選手権大会』で入賞した森善十朗、田中健太郎、荒田昇毅、鎌田翔平などの他、現在プロで活躍する渡辺理想、鈴木雄三、清水賢吾も参加。また、支部長がほぼ全員集まっての鏡開きは初だという。
稽古終了後には、松井章圭館長が今後の極真会館の活動方針を発表。この模様はUSTREAM(ユーストリーム)動画にて午前8時より全世界に配信された。
松井館長は今年が極真会館最大の行事である『全世界空手道選手権大会』の第10回記念大会を開催する大きな節目の年であることから、「今年は極真会館の命知元年(松下電器=現パナソニックの創始者・松下幸之助が自分の会社の使命を悟った日としてこう名付けた)として定める」として所信表明を宣言した。
極真会館の理念、団体活動・門下生の行動指針などを説明し、「私たちが保存している過去の映像や大会の記録を全世界へ向けて配信し、広く極真空手を愛する人々が集える場をデジタルメディアで提供していきたいと考えており、そのリリースを今春に予定している」ことを発表。
また、「以前から空手のオリンピック競技化に向けた様々な動きがありますが、もしそれが実現したならば大変素晴らしいこと。空手がオリンピック種目として正式採用された時には極真会館としても相応のセクションを設け、それが例えいかなるルールであっても我々はそこに参加し、オリンピックの頂点である金メダルを目指して選手育成に向けて取り組んでいきます」と明言した。
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