【DEEP】元2階級制覇王者・大塚「やる価値がない相手」

2013/11/19（火）UP
（最終更新：2013/11/20 11:28）

　11月19日（火）東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて、元DEEPバンタム＆フェザー級王者・大塚隆史（AACC）の公開練習が行われた。大塚は11月24日（日）東京・TDCホールで開催されるDEEPのケージ（金網リング）大会『DEEP CAGE IMPACT2013』にて、北田俊亮（パラエストラ千葉）と対戦する。

　公開練習の前に、大塚が出稽古に通っているマッハ道場所属の原田ヨシキが、17日の練習中に負傷して欠場となることが発表された。

　膝の半月版損傷、前十字靭帯断裂のため全治3～4週間と診断された原田は、「申し訳ありません。横田（一則）選手には煽るだけ煽ってこんな結果になってしまい申し訳ありません。直接会って謝罪したいと思います」と挨拶。横田の対戦相手は現在調整中で、試合は行われる予定だという。

　続いて行われた公開練習は、本来なら大塚と原田のスパーリングが行われる予定だったが、原田の負傷欠場により中止に。代わって佐伯繁DEEP代表が大塚のパンチをミットで受けたが、受けきれずに「罰としてお前がやれ！」と原田にミット持ちを命じた。

　大塚は「北田選手にはアマチュアの試合で2回負けています。でも過去すぎる話しだし、自分はチャンピオンにもなったので、全く意識していませんでした。やる価値がない、意味のない相手だと思っていたんですが、試合が決まったのでやります。次のための通過点にすぎない」と、北田は全く眼中にないと言わんばかり。

「でも、過去に負けていると言われるのはいい気分がしないので、今回で終わらせます。北田選手はギロチン（フロントチョーク）が強いし、勝負強さを持っていますが、自分の方が優れている選手だと思っている」と言い、今回の試合がバンタム級タイトルマッチへの査定試合であることから「もう一度獲りに行きたい」とベルト奪還への意欲を示した。