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【Krush】6戦で王者になったシンデレラボーイ・金子晃大「もっと強くなる」

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2018/07/03(火)UP

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シンデレラボーイ・金子

 6月30日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.89』のトリプルメインイベント第2試合で、Krushバンタム級王座を奪取した金子晃大(21=K-1ジム・シルバーウルフ)が試合を振り返った。金子は王者・軍司泰斗(19=K-1ジム総本部チームペガサス)に挑戦し、延長Rにダウンを奪った末に判定3-0で新王座に就いた。

延長ラウンド終了直前に軍司(左)からダウンを奪った金子(右)

 キャリア僅か6戦目で軍司を破り王者となった金子は、まさにシンデレラボーイ。それほど今回の戴冠劇は衝撃的で、ニュースターが誕生した雰囲気さえある。
 
 金子は「勝ったんですが目標としていたKOは出来なかったので、そこはしっかり出来るようにしたいと思っています。けっこう試合が盛り上がってたみたいな話が多かったんで、盛り上げられて良かったです。ベルトを持っていると違いますね。めっちゃ写真撮られたっす。(ベルトは巻いて帰った?)重いので普通に持って帰りました(笑)」と挨拶。
 
 試合を振り返り「今までやった中で一番実績を残している選手で、試合の中でも成長を感じられたので良かったです。(途中で危ないと思う場面はあった?)けっこう試合が楽しかったので、あんまりなかったです。(最後の最後でダウンを取った時の心境は?)僕的には完全決着じゃないですけど、倒して終わりたかったんで『もう時間ないな』と思いました」と冷静に語る。

所属ジムの城戸康裕(一番左)、大宮司進代表(右から2番目)、左右田泰臣(一番右)も金子を祝福

 試合後、所属ジムのメンバーからは「良くなかったところとか意外と厳しく言われて、あんまり祝福されないで…思ってたのと違いました。(大宮司進代表からは?)『もっとちゃんとやれば楽にいけたよ』みたいな感じでけっこう厳しかったです(苦笑)。でも喜んでくれてはいたので良かったです」と、予想とは違う反応だったが喜んでもらえたと話す。
 
 最後に、これからの目標を聞かれた金子は「前チャンピオンに負けないように自分自身もっと強くなっていかないといけないですし、もっとKOを増やしていけたらと思ってます。皆さん応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

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