【RIZIN】“日拳KOパンチャー”木村柊也、元王者ケラモフに「触らせず勝つ」=6.14北海道
6月14日(土)に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』の[RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)]で元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する木村柊也(BRAVE)が12日の囲み取材に出席。「ゴングが鳴ったら倒しに行く、触らせずに勝つ」と語った。
【動画】木村、”日本拳法仕込み”剛腕でダウン奪う!そのままパウンドKO勝ち
RIZIN2戦目でいきなりのメインを務める木村。現在の心境について「試合が決まってから1か月余りで、あっという間だったが、しっかり準備はできた。(緊張感やワクワクは)何もないです。勝たないと意味がないと思ってるので」と至って冷静だ。
対戦相手のケラモフについては“組みの強さ”を警戒したが、対策練習はしっかりとできたと語り、「ゴングが鳴ったら自分は倒しに行く。早い段階で倒れるんじゃないかなと思う。触らせずに勝つ」とキッパリ。さらに「誰とやっても(パンチを)当てる自信はある。(一撃で倒せなくても)次の2、3で倒せばいい」と、完全フィニッシュ宣言だ。
対するケラモフは「相手は空手(日本拳法)に特化した選手で、いい試合ができると思います。なるべく早くフィニッシュしたい。圧倒的な試合をする」とフィニッシュすることを約束した。
7月の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』では、現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフのタイトル防衛戦が発表されているが、今回のケラモフvs.木村の勝者がタイトル挑戦候補に入ると榊原信行CEOは明かしている。
下馬評では、その実績からケラモフが有利だが、日本拳法仕込みの一撃必殺の打撃を持つ木村によるビッグアップセット劇に期待の声も多い。果たして勝つのはどちらか。
<選手データ>
木村は3歳から日本拳法を始め、明治大在学中に全日本選手権を最年少で制覇した。学生個人選手権3連覇を含む輝かしい実績を持ち、22歳でMMAに転向。今年3月の『RIZIN.50』で横山武司に1R54秒でKO勝ち。プロデビューから5戦全勝・全KOで注目を集めている。
対するケラモフは、過去には朝倉未来にチョークで一本勝ちし、第4代RIZINフェザー級王者に輝いたが、鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も出所後、榊原代表にRIZINライト級王者サトシとのタイトルマッチを志願して24年の大晦日大会で決定させた。しかし、三角絞めで一本負けを喫しており、今回が適正階級へ戻しての再起戦となる。
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