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【極真会館】外国人勢の猛威の中、高校生コンビが大活躍!

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2012/11/03(土)UP

 

▲高校3年生の加賀健弘(左)は2回戦でロシアのアンドレイ・チルコフ(右)を撃破した

 来年4月に開催の『第5回全世界ウェイト制大会』の日本代表最終選考戦を兼ねた全日本大会が、11月3日(土)東京・両国国技館で幕を開けた。

 すでに世界大会の日本代表として出場が決まっている、6月の全日本ウェイト制大会で優勝した重量級・荒田昇毅(千葉県中央支部)、軽重量級・小林大起(東京城西支部)、中量級・森善十朗(東京城西支部)、軽量級・小沼隆一(下総支部)の4名のほか、昨年世界大会3位のゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)、ベスト8のイリヤ・カルペンコ(ロシア)、2010年第42回全日本大会7位のレチ・クルバノフ(ロ シア)、2009年第41回全日本大会準優勝のアレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)ら27名もの外国人選手を含む128名がエントリー、初日は1回戦と2回戦が行われた。

→連続一本勝ちで3回戦進出を決めたアレハンドロ・ナヴァロ(右)

 大会前の記者会見で松井章圭館長が「日本人選手が今回優勝できる確立は、率直に言って40%に満たない」と語っていた通り、1回戦から外国人選手が猛威を振るう。優勝候補のカパナーゼは技ありの優勢勝ちで難なく1回戦をクリアーすると、2回戦では山下武範(宮崎支部)に強烈な下突きで一本勝ち。そしてナヴァロは1回戦を上段膝蹴り、2回戦は中段廻し蹴りによる連続一本勝ち。カルペンコ、レチも圧倒的な力を見せつけ明日の3回戦進出を決めた。

→レチ・クルバノフ(左)は危なげなく3回戦に進出

 そんな中、今大会で光っていたのはフレッシュな高校生コンビ、高校2年生の上田幹雄と高校3年生の加賀健弘(ともに横浜川崎支部)の活躍だ。2011年ワールドユース中量級優勝&2012年全関東大会優勝の実績を持つ加賀は2回戦でロシアのアンドレイ・チルコフと対戦すると、体格差(加賀は170cm、体重70.7kg:チルコフは身長174cm、体重85kg)に臆することなく華麗な足技、そして突きと下段廻し蹴りの連打。チルコフも接近戦での打ち合いで勝負に出る。手数で上回った加賀が本戦判定3-0で勝利するものの、磯部清次・大会審査員長の裁定により、延長戦に突入。ここでも加賀とチルコフはお互いにひかない試合を繰り広げたが、決着付かず。体重判定(10kg以上差のあった場合、軽い方が勝者)で加賀の勝利が告げられると会場からはどよめきが起こった。

→2回戦で正道会館の外岡真徳(左)を破った高校2年生の上田幹雄(右)  

 また、2012年全日本選抜高校生大会(無差別級)で優勝の実績を持つ上田も2回戦で、2011年第28回全日本ウェイト制大会重量級4位・外岡真徳(正道会館)に勝利するスーパー高校生ぶりを発揮し、3回戦へ進出した。

 優勝に期待のかかる、荒田、小林、森、2012年全日本ウェイト制中量級準優勝・澤村勇太(総本部)といった有力な日本人選手は順当に3回戦進出。体重無差別の全日本大会で倒す組手にこだわる澤村は1回戦、2回戦ともに一本勝ちを収め、好スタートを切った。
 
→若手の注目株、高橋佑汰(左)は華麗な足技で魅了した

 日本は2010年の第42回全日本大会、昨年の第10回全世界大会(第43回全日本大会を兼ねている)と2年続けて外国人選手に王座を奪われており、今年こそ王座奪還なるか。王者になるのは果たして!? 勝ち上がった選手は以下の通り。明日11月4日(日)は午前10:30から開始され、3回戦~決勝戦までが行われる。

国際空手道連盟 極真会館(松井章圭館長)
日本赤十字社 東日本大震災義援金チャリティー
「2013第5回全世界ウェイト制空手道選手権大会選考戦
第44回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」
2012年11月3日(土)東京・両国国技館

<ベスト32進出者>

▼Aブロック
荒田昇毅(千葉県中央支部)
イヴァン・メゼンテェフ(ロシア)
稲岡祐樹(城西世田谷東支部)
スティーブン・キュージック(総本部)
村田達也(埼玉県西支部)
木村直弥(総本部支部)
村岡賢和(本部直轄札幌道場)
イリヤ・カルペンコ(ロシア)
▼Bブロック
ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)
荒木 聡(本部直轄浅草道場)
ラシャ・ガバラエフ(ロシア)
小沼隆一(下聡支部)
イゴール・ティトゥコフ(ロシア)
上田幹雄(横浜川崎支部)
ファルーク・トゥルグンボエフ(ロシア)
鎌田翔平(東京城西支部)
▼Cブロック
小林大起(東京城西支部)
マジット・マハモディアスル(イラン)
安島喬平(茨城県常総支部)
樋口陽太(千葉県中央支部)
竹岡拓哉(横浜川崎支部)
デビッド・シャルコシャン(ロシア)
秋月祐哉(大阪なみはや支部)
アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)
▼Dブロック
ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)
中村昌永(兵庫・大阪南支部)
加賀健弘(横浜川崎支部)
澤村勇太(総本部)
レチ・クルバノフ(ロシア)
高橋佑汰(東京城北支部)
ダニエル・ブコイ(ポーランド)
森善十朗(東京城西支部)

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