【UFC】岡見勇信、敵地ブラジルでまさかの初回TKO負け
Zuffa
「UFC Fight Night 28」
2013年9月4日(水・現地時間)ブラジル・ベロリゾンテ
▼ミドル級 5分3R
○ホナウド“ジャカレ”ソウザ(ブラジル/ミドル級5位)
TKO 1R2分47秒
●岡見勇信(和術慧舟會総本部/ミドル級3位)
セミファイナルで日本の岡見が、地元ブラジルのジャカレと対戦する。
岡見は現在UFCで3連勝中、現在ミドル級の3位にランキングされている。この試合に勝てば2度目の世界タイトル挑戦も見えてくる重要な一戦だ。ブラジルでの試合はこれが2度目。前回は2011年8月27日、アンデウソン・シウバの持つ世界ミドル級のベルトに挑み、2RでKO負けを喫している。当時と同じ観客の熱狂が会場を包むなか、今回はジャカレと対戦した。
ジャカレはホナウド・ジャカレイのリングネームで『DREAM』にレギュラー参戦し、2008年のミドル級GPでは準優勝を収めている柔術家。2009年からはストライクフォースに参戦し、同団体の世界ミドル級王座にも就いた。DREAMで戦っていた頃と比べても、ジャカレはストライクフォースでの試合を経て、圧倒的な打撃力を身に付けている。
試合開始早々、ジャカレはサウスポーの岡見にプレッシャーをかけ、得意の右ストレートを繰り出す。
岡見も途中から前に出ようとするが、左ストレートの打ち終わりに右を合わされ、ペースをつかむことができない。そしてケージに詰められ、左の蹴りを放とうとした瞬間、ガラ空きの顔面に右ストレートをもらってダウン!
ジャカレはそのまま上から、足にしがみついてくる相手へパウンドを連打。岡見の動きが止まると、レフェリーが試合を止めた。
▼ライトヘビー級 5分5R
○グローバー・テイシェイラ(ブラジル/ライトヘビー級2位)
TKO 1R2分55秒
●ライアン・ベイダー(アメリカ)
メインイベントでは、ライトヘビー級の大注目ファイターであるテイシェイラがベイダーと対戦。テイシェイラはUFCで4連勝中、通算戦績では19連勝中という驚異のファイター。ベイダーはUFCでのキャリアが10戦を超える、レスリングのバックボーンと強烈なパンチを持つファイターであり、ストップ・ザ・テイシェイラを狙う。
1R、場内の大歓声を受けて登場したテイシェイラは、ベイダーにタックルを切られるもそのまま前進してベイダーをケージに押し付ける。ベイダーは体勢を入れ替えて逆にテイシェイラをケージに押し付ける。
両者離れるとテイシェイラの右フックがヒット。飛び込んだところで逆にベイダーの左フックをもらって膝を着く。ベイダーはすかさずアッパーとフックでラッシュを仕掛けるが、テイシェイラもパンチで反撃。ベイダーの右アッパーにテイシェイラが右フックのカウンター、続く左フックでベイダーが倒れ、テイシェイラは上からパンチの雨を降らす。
レフェリーがストップをかけ、テイシェイラが逆転勝利で5連勝を飾った。
<そのほかの主な試合結果>
▼フライ級 5分3R
○ジョセフ・ベナビデス(アメリカ/フライ級1位)
TKO 1R3分7秒
●ジュシー・フォルミーガ(ブラジル/フライ級5位)
▼ライト級 5分3R
○ピヨトル・ホールマン(ポーランド)
一本 2R3分50秒 ※アームロック
●フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
▼ミドル級 5分3R
○ハファエル・ナタウ(ブラジル)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●トル・トローエン(スウェーデン)
▼フライ級 5分3R
○アリ・バガウティノフ(ロシア)
TKO 3R3分28秒
●マルコ・ヴィニシウス(ブラジル)
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