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【シュートボクシング】小見川が鮮血飛び散る打ち合いを制す

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2014/04/18(金)UP

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シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2014 act.2~BONDS 絆~」
2014年4月18日(金)東京・後楽園ホール

▲小見川(右)が打ち合いを挑み、パンチでダウンを奪った

▼メインイベント(第9試合) スーパーライト級 エキスパートクラスルール 3分3R無制限延長R
○小見川道大(吉田道場/S-cup -65kg日本トーナメント優勝)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●MASAYA(シーザージム/SB日本スーパーライト級王者)

 柔道出身の総合格闘家・小見川が再びSBマットに来襲。小見川は昨年11月に開催された『S-cup -65kg日本トーナメント』に参戦し、打撃と投げ技を融合させた“ネオ柔道”を駆使して決勝戦へ進出。決勝では鈴木博昭にKOで敗れたが、SBルールへの対応力の高さを証明した。

 今回、小見川を迎え撃つのはSB日本スーパーライト級王者のMASAYA。左ミドルキックを得意とする、20歳の次期エース候補だ。

 1R、小見川は体勢を低くして潜り込み、パンチからの投げを狙う。MASAYAは左ロー、ジャブ、左ハイ。小見川は低い体勢から左右フック。ロープに寄りかかって投げを防ぐMASAYAに片手で組んでのアッパーを見舞う。

 2R、低い体勢から左右フックで前へ出る小見川。MASAYAは後退を余儀なくされる。さらに小見川は鮮やかな足払いでMASAYAを転倒させる。

 MASAYAはボディへのパンチから左ミドル。MASAYAのヒザに小見川は右フック。足を止めての打ち合いに場内が沸く。

 3R、小見川が打ち合いを仕掛け、両者ともほぼノーガードで打ち合う。その中で小見川の右フックがクリーンヒットし、MASAYAがダウン。鼻血を出しながら逆転を狙うMASAYAだが、小見川はパンチをもらっても怯まず前へ出て右フック。

 MASAYAは左フック、左ミドル、ヒザ蹴り。しかし小見川は下がることなくボディ、顔面へフックを打ち込む。さらに組み付いての投げも狙う。リングサイドに鮮血を飛び散らせながらも前へ出て攻撃を仕掛けるMASAYAだが、小見川は下がることなくパンチを打ち続ける。

 判定は3-0で小見川の勝利。S-cup日本トーナメント準優勝の実力を見せ付けた。小見川は「投げを狙いすぎて逆に投げを出せなかった」と反省しつつも、「パンチには自信があったのでそこで勝負できた。自分は相打ち上等なので」と、相打ちも作戦だったと明かした。


 

▲伏見(左)がフロントチョークスリーパーを極めた

▼セミファイナル(第8試合) スーパーバンタム級 エキスパートクラスルール 3分3R無制限延長R
○伏見和之(シーザー力道場/MA日本バンタム級暫定王者、SB日本スーパーバンタム級王者)
TKO 1R2分22秒 ※フロントチョークスリーパー
●ジャン・ホヨン(韓国/CKS韓国フライ級王者)

 伏見の対戦相手はCKS韓国フライ級王者ホヨン。回転の速いパンチと鋭いローキックを武器に現在メキメキと頭角を現している期待の新星だという。

 対する伏見は昨年9月にMA日本キックボクシング連盟のバンタム級暫定王座決定戦でKO勝利を収めタイトルを獲得、今年2月には藤本昌大との5度目の対戦を制し、SB日本スーパーバンタム級タイトルも奪取して現在二冠王。

 1R、体格的に劣るホヨンだが、強気に左右フックで打ち合いを挑んでいく。伏見も打ち合いに応じ、ヒザ蹴りからフロントチョークスリーパーを極める。コーナーで絞めあげると、しばらく耐えていたホヨンだったがタップ(ギブアップの意思表示)。伏見が見事なKO勝ちを飾った。

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