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【グランドスラム】所英男、ジョシュ愛弟子にまさかのKO負け

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2014/07/13(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲所英男(奥)からKO勝ちし、雄叫びを上げるビクター・ヘンリー(手前)

GRANDSLAM実行委員会
「GRANDSLAM -Way of the CAGE-」
2014年7月13日(日)東京・ディファ有明

▲防戦一方の所英男(下)にパウンドを見舞うビクター・ヘンリー(上)

▽本戦
▼メインイベント(第8試合) バンタム級 5分3R
○ビクター・ヘンリー(アメリカ/CSW/ハイブリッドファイター)
TKO 2R3分52秒 ※レフェリーストップ
●所 英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)

▲本戦開始前には、元WMAF世界スーパーウェルター級王者・白須康仁が登場し、トランペットで「フライデーナイトファンタジー」を演奏披露した

 元修斗世界フェザー級王者・勝村周一朗がプロデュースする金網総合格闘技大会『GRANDSLAM -Way of the CAGE-』の旗揚げ戦。メインに抜擢された所は昨年10月VTJでのウィル・カンプザーノ戦で敗れて以来、約9カ月ぶりの試合となる。対戦相手のビクターはジョシュ・バーネットの愛弟子にあたり、MMA戦績は6勝1敗。

 1R、所のローに対し、ビクターもローを返しパンチにつなぐ。さらにハイキック、サイドキックと足技を見せる。ビクターが回転の速いパンチの連打を出すと、所も打ち合いに応戦。所が組み付いて押し倒すようにテイクダウン、上のポジションを取ったところで1R終了のゴング。

 2R、所のパンチのコンビネーションに対し、ビクターはローからパンチにつなぐ速い攻撃を見せる。手数で所を退がらせながら左ハイ。テイクダウンを狙うビクターからいったん離れた所だったが、打ち合いになるとビクターの右フックで所がダウン! 亀状態の所にビクターがパウンドの連打を見舞い、即座にレフェリーがストップ。所のまさかの敗戦に場内は騒然となった。


 

▼セミファイナル(第7試合) フライ級 5分3R
○飛猿☆No.2(リバーサルジム川口REDIPS/修斗世界バンタム級3位)
判定3-0
●清水俊一(宇留野道場/ハイブリッドファイター)

 修斗を主戦場にする飛猿は昨年に神酒龍一(みき・りゅういち)と2度にわたる修斗世界王座決定戦を行い惜敗。今年4月に菅原雅顕を破り、再びタイトル再挑戦を狙う。対する清水はZST、パンクラスのリングで活躍。今年1月UFCに初出場したが、一本負けを喫し1試合で契約解除されてしまった。今回は階級を下げて再起戦を迎える。

 1R、飛猿はローを出しながら飛び込むような左ストレート、右フックを見せ、速い攻撃を仕掛けていく。清水は寸前で交わし決定打を許さない。タックルを仕掛ける飛猿がテイクダウンに成功すると、清水のバックを制しコツコツとパウンドを落としていく。

 2Rも力強い打撃で前に出続ける飛猿。清水は攻撃を交わしながらもパンチを返していくが、手数では完全に飛猿が上回る。得意の寝技に持ち込みたい清水は組み付くも、飛猿は巧みなディフェンスでタックルを切り打撃戦につなげる。打撃で主導権を握り続けた飛猿が判定勝ちした。

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