【K-1】ゲーオ強し、木村を1RでKOしてリベンジ
▼第6試合 スーパーファイト K-1-70kg Fight 3分3R延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush-70kg王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ドミトリー・グラフォフ(ロシア/WKU2013&2014世界王者)
中島は7月大会の-70kgトーナメントで1回戦敗退を喫したが、Krush王座の防衛に成功してK-1再出撃。今回はエメリヤーエンコ・ヒョードルの推薦選手グラフォフを迎え撃つ。試合前、ヒョードルがリングに上がり、「僕のことを応援してくれたようにグラフォフを応援してあげてください」と挨拶。
1R、グラフォフのバックハンドブローが空を切る。グラフォフはさらに後ろ蹴り。右ハイキック。中島は左ミドルとヒザ蹴りをクリーンヒットさせ、右ストレートでグラフォフを吹っ飛ばす。
2R、前に出てパンチと飛びヒザ蹴りを放つ中島に、グラフォフもパンチを連打する。
両者アッパーを突き上げるが、グラフォフのアッパーが目立つ。中島は左右フックと左ローで攻め、グラフォフは左ローを嫌がり始めた。
3R、グラフォフが左ハイからのワンツーをヒットさせ、後ろ回し蹴りから後ろ蹴りの2連発。
中島はボディと左ローを徹底的に攻め続け、右ストレートでグラフォフを下がらせる。中島が判定でヒョードル推薦選手に完勝した。
試合後、中島は右足を負傷していて蹴りが使えなかったことを告白。「来年はK-1のタイトルに挑戦したい」と語った。
▼第5試合 スーパーファイト K-1 -60kg Fight 3分3R延長1R
○レオナ・ぺタス(バンゲリングベイ・スピリット)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●大雅(TRY HARD GYM/第3代Krush -55kg級王者)
怪我のためKrush-55kg王座を返上し、4月以来の試合となる大雅。今回から-60kgに階級を上げて再出発する。対するレオナは強打を武器に山本真弘、大月晴明ら国内の実力者たちと拳を交えてきた。
1R、大雅はサウスポースタイルで低い構えから飛び込んでの左ストレートをヒットさせる。
レオナは右ストレートを何度も繰り出すが、大雅は左フックを合わせて来る。さらに右フックもヒット。
2R終盤、両者が打ち合うがレオナのパンチは空を切る。大雅が左をヒットさせたが、終了直前の打ち合いではレオナが右ストレートを当ててパンチの連打で攻勢に。
3R、大雅がパンチや蹴りを当てては離れ、レオナのパンチをかわしていく。レオナの右フックをもらうとすぐに右フックを打ち返し、ポイントを譲らない。しかし終盤、バランスを崩した大雅にレオナの右ストレートがヒット。続けざまにパンチを打つレオナ、それをかわす大雅だが印象は悪い。判定2-0でレオナが勝利した。
レオナは「この1カ月間バイトもやらずこの試合に懸けてきました」と語った。
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