【M-ONE】K-1から凱旋したゴンナパーがKO圧勝
▼第11試合 一戸総太引退試合 60.0kg契約 3分3R
○一戸総太(WSRフェアテックス三ノ輪/前WPMF世界フェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-28
●ポートーン・ソーロットリン(タイ)
※この試合の動画(ノーカット)はこちら
1Rはお互い様子を見る展開。終盤、ポートーンはさっそくヒジを繰り出してくる。
2Rになると一戸がロングの距離から右フック、そのまま接近すると右ヒジを繰り出す。右ミドルを蹴ってくるポートーンに一戸は左ボディブローと右ストレートで応戦する。
3R、一戸が強い左ロー、左ミドルで攻めるとポートーンも前へ出て右ミドル、パンチとヒジ。一戸もヒジを返す。残り1分、ポートーンをロープ際へ追い詰めて一戸がヒジとパンチの猛攻。ポートーンもヒジで打ち合うが一戸のヒット数が優る。
判定3-0の勝利で引退試合を勝利で飾った一戸。引退セレモニーでは一戸と同郷(青森)で、入場曲の「立佞武多」(たちねぷた)を歌う吉幾三さんからのVTRメッセージが上映され、かつて対戦した選手たちから花束が贈られた。
一戸はマイクを持つと「ここ最近、怪我の蓄積で練習が上手くいかなくて、試合のパフォーマンスも落ちてきたのでやっていてもやりたいことが出来なくて。そういうのが続くと気力も落ちまして、2回目のルンピニー挑戦で失敗した時に、次負けたら辞めようと思いました。これ以上伸びる気がしなくて、最終目標であったルンピニーのタイトル奪取、打倒ムエタイはこのままでは出来ないと前回の試合で(引退を)決意しました。正直、ほっとしています。もう悔いはないです。自分は成し遂げられませんでしたが、今の若手選手、そしてキッズ。立ち技最強はムエタイだとこの間ゴンナパーが見せてくれたので、これからの選手たちにいい試合を見せてアピールしてもらいたいと思います」と挨拶。
最後にウィラサクレック会長を始めお世話になった方々へのお礼を述べ、10カウントゴングを聞いて約10年間の現役生活にピリオドを打った。今後は後進の指導に尽力する。生涯戦績は46戦29勝(15KO)10敗7分。
※この試合の動画(ノーカット)はこちら
▼第9試合 WPMF世界ピン級王座決戦 2分5R
○Little Tiger(WSRフェアテックスジム/WMC世界ピン級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-48
●COMACHI(MSJ/WPMF日本ピン級王者)
※Little Tigerが新王座に就く。
※この試合の動画(1R,4R〜5R)はこちら
1R開始とほぼ同時に前蹴りとパンチで襲い掛かる気合い十分のCOMACHI。その後も積極的に前へ出てパンチ、蹴りで攻め込む。Little Tiger(以下LT)は首相撲からのヒザ蹴り、サイドキックで応戦。
2R、首相撲になると両者ヒジを繰り出す。お互いに得意のハイキックを繰り出すがヒットは奪えず。パンチ連打で攻め込むCOMACHIにLTは左ミドルを返す。
3R、首相撲でLTを豪快に転倒させるCOMACHI。前蹴りからパンチで攻め込む。LTは左の蹴りを連発して突き放しにかかる。
4Rも両者は激しく蹴り合い、パンチで打ち合う。組み付くとヒザ蹴りの応酬。LTは左ミドルと左ストレートをヒットさせていく。手数の減ったCOMACHIにLTが前へ出て攻める場面が目立った。
5R、左の蹴りとパンチで前へ出るLT。組み合うと両者ヒザ蹴りを放つがLTがいいポジションを奪って蹴る。LTのしつこい首相撲からのヒザにヒジを返そうとするCOMACHI。しかし、LTがいい形で組んでのヒザを連打した。
判定は3-0でLittle Tigerが勝利。一度失ったベルトを取り戻した。
※この試合の動画(1R,4R~5R)はこちら
●次ページはトモコSPvs佐々木蝶里のタイトルマッチ
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