【K-1】武尊が因縁の小澤を圧倒し二階級制覇、大みそかRIZIN出撃へ
▼第14試合 K-1 WORLD GP 2016初代フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R延長1R
○武尊(KREST/初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者、初代Krush -58kg王者)
判定3-0 ※三者とも30-25
●小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/第2代Krush -58kg王者)
※武尊がトーナメント優勝。初代王座に就く。
『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』の決勝戦は、これまで乱闘・舌戦を繰り返してきた武尊と小澤の因縁対決となった。両者は今年6月にもワンマッチで対戦し、武尊が判定勝ちを収めている。
1R、蹴りでけん制する小澤に武尊はパンチの連打で応戦。武尊は前蹴り、右ミドル、パンチでボディを攻めていく。前に出る武尊に下がる小澤。武尊の右ヒザが鋭く突き刺さる。武尊の右前蹴りからのフック連打で小澤がダウン。一気に連打する武尊の左フックで小澤が2度目のダウンを喫し、立ち上がったところでラウンド終了のゴング。
2R、武尊は右ヒザを突き刺し、前蹴りをボディとアゴヘ。小澤も前蹴りとローで反撃するが、武尊の連打でスリップダウン。前へ出る武尊の右前蹴りが鋭く決まり、パンチで顔面とボディを襲う。
3Rも武尊がパンチとヒザでボディを攻め、小澤はロー、ミドルを返すが武尊の前進は止まらない。左フック、左右ボディ、ヒザで下がる小澤。それでも小澤は左ミドル、ヒザを蹴り返す。
両者が笑みを浮かべてヒザの打ち合い。武尊は左フックも放つ。前回同様、ラストはパンチの打ち合いとなり、試合終了。判定は30-25の大差で武尊が勝利、見事二階級制覇を達成した。
武尊はマイクを持つと、「キツかった。55kgの時はKOで勝てたので、前回のトーナメントもキツかったけれどここまで過酷なものだとは思わなかった。1回戦から足がボロボロでしんどかった。でも俺が勝たないとK-1はデカくならないし、俺がデカくする。二階級制覇したけれどまだまだ満足していない。もっと強くなって俺がK-1をデカくします」と、トーナメントを振り返る。
そして、「大みそか、俺がいないと盛り上がらないでしょう。日本の大みそかはK-1のチャンピオンが出ないと盛り上がらない。年末、もう1回やりたいと思います。K-1を世界に広めていきます。K-1最高!」と、昨年に続いて大みそかの『RIZIN』への参戦をアピールした。
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