【UFC】ベラル・ムハマッドが寝技師デミアン・マイアのタックルを全て防ぎ完封勝利
WME-IMG
『UFC 263』
2021年6月13日(日・日本時間)米アリゾナ州グレンデール・ヒラ・リバー・アリーナ
▼ウェルター級
●デミアン・マイア(ブラジル)
判定0-3 ※27-30、28-29×2
〇ベラル・ムハマッド(米国)
マイアは柔術の世界選手権コパドムンドや寝技世界一を決めるアブダビコンバットなどで優勝という経験を持ち、その卓越したグラップリング技術でトップクラスの強豪と渡り合ってきた。前戦ではギルバート・バーンズにTKOで敗れ連勝がストップ。UFCキャリア14年、43歳のマイア。ここで勝って再びタイトルへの道を拓きたいところだ。
対するムハマッドはランキング12位。こちらも寝技が武器のファイターで、前戦では対戦相手レオン・エドワーズの指が目に入りノーコンテストとなったがそれまでは4連勝。日本の佐藤天もリアネイキッド・チョークで破り パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得している。
1R、オーソドックスのムハマッドにサウスポーのマイア。ムハマッドがスイッチした瞬間にマイアがシングルレッグ。そのままケージへ押し込んでテイクダウンを奪うが、ムハマッドは尻餅の状態で耐えるとケージに背を持たれて立ち上がる。再びスタンドとなるとムハマッドの右ストレートが当たる。マイアはムハマッドの打撃に合わせてタックルに行くがテイクダウンは取れず。
2R、細かくスイッチを繰り返しながらパンチを飛ばすムハマッド、ジャブで距離を測りながらボディやストレートを当てる。マイアも長い左ストレートからタイミングを見て何度もタックル、しかしムハマッドは全て切る。残り40秒でマイアがシングルレッグでケージに押し込む。だがやはりテイクダウンは取れず。
3R、ムハマッドのストレートが何度もマイアの顔面を捉える。タックルを警戒してほぼ蹴りを出さずパンチ中心で攻めるムハマッド。マイアには疲れが見えるかタックルのキレが落ちてくる。残り1分を切ってマイアが最後のタックル。ケージに押し込むがテイクダウンは取れないまま試合終了。判定は3-0でムハマッド。マイア相手に一度もグラウンドの展開を許さず完封勝利を収めた。
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