【UFC】アンカラエフがローキックでスミスの脚を折り、強烈パウンドTKOで9連勝達成
WME-IMG
『UFC 277』
2022年7月31日(日本時間)米国ネバダ州ラスベガス
▼ライトヘビー級
〇マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
TKO 2R3分9秒 ※パウンド連打
●アンソニー・スミス(アメリカ)
アンカラエフは元UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフなどMMAの強豪を多数輩出するダゲスタン共和国出身。グレコローマンレスリングをベースとしながらKOできる打撃も持ち合わせ、UFCではデビュー戦でキャリア初黒星を喫したものの以降は8連勝と破竹の勢いを見せている。
対するスミスは52戦のキャリアを持つベテラン。UFCでは16年から戦い始めマウリシオ・ショーグンやラシャド・エヴァンスなど元UFC王者に勝利してきた。キャリア36勝(16敗)のうち33勝がフィニッシュ勝利(18KO・15一本)という驚異的なフィニッシュ率の高さを持つ。
1R、フットワークを使い、遠い間合いからカーフキックやストレートなど長い攻撃を飛ばすアンカラエフに対し、スミスは前手を伸ばして一発のタイミングを窺う。アンカラエフの強烈なインローでスミスの脚が流れる場面も。終盤は転倒したスミスが寝技に誘うもアンカラエフは付き合わない。
2R、すぐに距離を詰めていくスミス。タックルでアンカラエフをケージに押し込むがテイクダウンが取れないとみると組み付いたまま引き込んで寝技へ。しかしアンカラエフは膝立ちのまま耐え、コツコツとパウンドを打ち込んでいく。
マットに背中を付けたスミスはフックガードを取るが、アンカラエフは上からゴツゴツと音がする強烈なパウンドを連打。嫌がって後ろを向いたスミスにさらにパウンドをまとめるとレフリーがストップし、圧倒的な強さを見せてアンカラエフが9連勝を達成した。
試合後のインタビューで、スミスは1ラウンドにアンカラエフのローで骨折していたと判明。これで9連勝となったアンカラエフはタイトルマッチを要求した。
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