阿部麗也、日本王者に返り咲き!卓越テクニックで無敗の1位を寄せ付けず「また世界の舞台へ戻るために…」
6月19日(木)東京・大田区総合体育館で行われた[日本フェザー級王座決定戦]では、同級2位・阿部 麗也(KG大和)が判定3-0(96-94×2,97-93)で、同級1位・大久 祐哉(金子)に勝利、日本王者に返り咲いた。阿部はマイクで「ここが目標ではない、また世界の舞台に戻るために頑張る」と意気込んだ。
大久は今回タイトル初挑戦。今年3月、日本同級王者だった松本圭佑に挑戦予定だったが、松本が計量失格となり、中止に。戦績は8勝(5KO)2分。
阿部はサラリーマンボクサーとして二足の草鞋を履く、元日本フェザー級王者。昨年3月、IBF世界同級王者だったルイス・アルベルト・ロペスにニューヨークで挑戦も、8RKO負け。昨年10月に判定勝利で再起すると、今年3月、ロンドン五輪バンタム級銅メダルの清水聡と引き分けている。戦績は26勝(10KO)4敗2分。
試合は大久が積極的にワンツーで出るも、サウスポーの阿部が中を取っては、巧みな右ジャブで突進を止める。
次第に阿部が、スピードあるステップから左ストレート、ボディも入れてゆく。
阿部の巧みなボディワーク、ヘッドムーブ、前後左右への動きに、大久のパンチがなかなか当たらない。
5Rには、大久がリズムを上げ、接近戦に持ち込むも、展開はほぼ変わらず。5R終了時点の公開採点は49-46×2、48-47で3者阿部だ。
7Rに、ついに大久のボディからの強烈右オーバーハンドがヒット、阿部の顔が大きく上がる。
しかしその後も阿部は距離をコントロールした戦いで、大久の強打を封印。最終10Rは、大久が大振りフックを放ち、時折右を当てた。
判定は3-0で阿部の勝利。マイクで阿部は「今回で、2度目の日本チャンピオンになれたんですけど。これが目標ではなく、評価を上げるために組んでもらったんですけど。いつもの自分の悪い所が出てしまった」と反省の弁。
続けて「阿部行けよもっと!と思ってる人がほとんどだと思うので、安全パイな試合をしてしまう自分がまた出た、精進して直していきたい」とコメントした。
最後に「また世界の舞台に戻るために、そこを期待してくれている皆さんのためにも、このサラリーマンボクサー、頑張っていきたい」と意気込んだ。
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