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<2018年格闘技界はこう動く>各団体代表インタビュー

2018年「KNOCK OUT」はこう動く

小野寺力(KNOCK OUTプロデューサー)

6月から新階級でトーナメント、アジアまたは世界トーナメント開催も視野に

短期集中連載として「2018年格闘技界はこう動く」がスタート。各団体の代表に今年の動向を先取りインタビュー。どこよりも早く格闘技界の動向をキャッチしよう。

■6月から新階級でトーナメント開幕を予定

――昨年の記者会見で、KNOCK OUTのオーナーであり、ブシロードグループ設立者の木谷高明氏から「雪だるまは小さい雪玉を転がしてもなかなか大きくならないが、大きい雪玉を転がせばすぐに大きいものが出来るじゃないですか。その大きい雪玉を作っている段階だと思っています」とのお話がありました。旗揚げ2年目を迎えたKNOCK OUTが、今年どこまで大きい雪玉を作っていく予定ですか?

12月の両国大会前には木谷オーナー(左)も頻繁に顔を出し、力の入れ具合が分かった

「昨年は本当に選手たちに助けられた1年だと思います。選手たちの想いが全て試合に現れて、どんどん広がっていった感じでした。TOKYO MX-TVを始めとする我々のプロモーションもありましたが、選手たちの戦いに救われた部分が大きかったです。

 1年やってきて手応えをつかんだ感じもありましたし、12月の両国大会では交通広告(山手線33駅にて駅看板の掲載、渋谷109「みつまるビジョン」・渋谷センター街「Napoli’s PIZZA&CAFEE ナポリスビジョン」にてCM放送など)もやっていただき、段々と火がついて来た感覚があります。

最後まで激闘の連鎖反応が続いたライト級トーナメント。小野寺プロデューサーは「選手のおかげ」という

 木谷さんがよく言われているのは、いきなりドーンと行くことはない、ある程度は時間がかかるものなので、ある時を境に行くことはあるけれどもまだその前の段階を作っているところだ、と。僕も思っていることですが、1年目は誰もが注目しますし、上手くいくことが多い。だから2年目が勝負だと思っています。毎回毎回が勝負ですが、今年は今後続けていく上で本当の勝負だなと。3年目、4年目に爆発するかどうかが懸かっているのが2年目の今年だと考えています」

――メディア展開やプロモーションを昨年以上に拡大していくのですか?

KNOCK OUTが展開している交通広告。より一般の人の目に触れる

「また2月大会でも交通広告をやります。より一般にKNOCK OUTの存在を知らしめていきたいですね」

――今年前半の軸は「KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王座決定トーナメント」になると思いますが、それに懸ける期待をお願いします。

「トーナメントは新たなスターを生んだり、優勝候補と目される選手が途中で負けたりといったドラマが生まれるということが、昨年のライト級トーナメントで分かりましたし、手応えをつかみました。

 2月からスーパーライト級のトーナメントが開幕しますが、今年はもうひとつ別の階級でトーナメントを開催することが決まっています。おそらく6月大会からのスタートになりますが、すでに出場選手6名はほぼ内定しています。かなり面白いメンバーが集まっていますよ。 ・・・

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