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【ボクシング】名伯楽、金城眞吉氏が死去=具志堅用高、村田諒太を指導

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2017/11/16(木)UP

2013年の関東大学ボクシングリーグ戦で東洋大学監督としてセコンドにつく金城氏(右)

 元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高や現WBA世界ミドル級王者の村田諒太など多くの選手を指導した金城眞吉(きんじょう・しんきち)氏が16日午前、那覇市内の病院で肺がんのため死去した。73歳だった。

 金城氏は1944年、沖縄県那覇市出身。戦後、アメリカ領土(1972年返還)となった沖縄で、米軍基地や、かつて存在した沖縄帝拳ジムでボクシングを習い、高校そして上京し日本大学に進学後もアマチュアボクシング選手として活躍。

現役時代、相手をマットに沈め、KO勝利する具志堅用高(c)ゴング格闘技

 卒業後、沖縄に戻り消防署で働きながら1969年に沖縄県興南高校のボクシング部監督となり、後に高校進学で入部した具志堅用高を1から指導し、3年次には具志堅をインターハイ優勝に導いた。

 1985年には自宅をボクシングジム兼合宿所に改装し、87年の国体では団体制覇を果たすなど多くの選手を育て、ボクシング王国・沖縄を築いた。

 2011年から東洋大学ボクシング部の監督を務め、村田諒太を指導し、2012年のロンドン五輪の金メダルに導くなど、沖縄県内のみならず、日本ボクシング界に貢献。2014年からは東洋大学ボクシング部総監督に就任した。

関連:比嘉、井岡との年内統一戦は断念し次回は沖縄凱旋へ

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