【DEEP】本命・宮崎がGP優勝、来年3月北岡悟に挑戦決定
▲優勝候補本命の宮崎が一本勝ちでトーナメントを制した
DEEP事務局
「DEEP TOKYO IMPACT wave6」
2013年10月14日（月・祝）東京・新宿FACE
▼メインイベント DEEPライト級GP決勝戦 5分2R
○宮崎直人（総合格闘技津田沼道場）
一本 2R2分50秒 ※チョークスリーパー
●富樫良介（ALLIANCE）
※宮崎が優勝、DEEPライト級王座次期挑戦権を獲得。
DEEPライト級王座への挑戦権を懸けた16人トーナメント「ライト級GP2013」。今年3月からスタートし、5月、7月とトーナメントが行われ、決勝戦に進出したのは宮崎と冨樫。宮崎は佐伯繁DEEP代表が当初から優勝候補に名をあげており、空手出身で打撃に加えてレスリングも強い。
対する冨樫は当初それほど注目されていなかったが、1回戦28秒、2回戦17秒と連続秒殺KO勝ちで注目を浴びるようになり、準決勝では宮崎とともに優勝候補にあげられていた植田豊（GRABAKA）を破って決勝へ進出した。
1R、宮崎はいきなりのタックル。粘る富樫をテイクダウンすると上のポジションをキープしながらパンチを入れる。起き上がった富樫はしつこいタックルを仕掛けるが、宮崎をテイクダウン出来ない。
宮崎は右目上をカットして流血。1Rが終わったところでドクターチェックが入り、レフェリーから「故意ではないが負傷があったため富樫選手にはイエローカード。試合は続行しますが、出血がひどくなって試合続行不可能になった場合はその時点までの判定とします」との説明がされた。
2R、宮崎は始まってすぐにタックルでテイクダウンを奪い、上からのパンチ、立ち上がっての踏み付けとサッカーボールキック、さらにバックを奪ってのパンチからチョークスリーパー。出血がひどくなる前に自ら試合を終わらせてみせた。
宮崎は「富樫選手は1、2回戦が秒殺KOだったので、組んで倒して上を取って勝とうと思っていました。トーナメントは勝ち進むにつれて落ち着いて試合が出来るようになりましたね」と、試合を振り返る。
試合直後には、2014年3月に北岡悟（ロータス世田谷）が保持するDEEPライト級王座への挑戦が決定したことが発表され、「北岡選手は強いの一言です。頑張って勝てるように練習します」と語った。
▲越智がフロントチョークで鮮やかな一本勝ち
▼セミファイナル フライ級 5分2R
○越智晴雄（おち・はるお/パラエストラ愛媛/修斗世界バンタム級5位）
一本 1R4分40秒 ※フロントチョーク
●島袋チカラ（CORE蒲田）
越智は修斗世界バンタム級ランカーでパワフルな打撃が武器。DEEPには初参戦となる。対する島袋は剛柔流空手を学び、27歳で脱サラしてプロ格闘家になったという選手。
1R、パンチから組み付いた越智がテイクダウン。島袋はすぐに立ち上がって逆にテイクダウンを奪うが、越智は下から島袋の首を脇に抱え込む。
両者が立ち上がり、越智が再びパンチから組み付いてテイクダウンを奪い、上からパンチを落とす。島袋も再び立ち上がろうとしたが、越智はその瞬間を逃さずフロントチョークに捕え、鮮やかな一本勝ちを収めた。
▲勇（左）と蛭川（右）はドローに終わった
▼第11試合 フライ級 5分2R
△勇（和術慧舟會TLIVE）
ドロー 判定1－0
△蛭川高重（TRIBE TOKYO MMA）
1Rは両者ほとんど打撃のみで、お互いにパンチを出し合う。ラスト10秒で勇がタックルを仕掛けたが、蛭川に潰された。
2Rも打撃の展開が続く。圧力をかけて前に出る勇に、蛭川もパンチとローキック。パンチで攻める蛭川を勇が残り1分のところでタックルを決めたが、蛭川は尻餅をついただけで立ち上がる。両者とも決め手はなく、判定はドローとなった。
▲高橋（右）を腕十字で追い込む咲田（左）
▼第10試合 フェザー級 5分2R
○咲田ケイジ（パラエストラ千葉）
判定3－0
●佐々木渉（フリー）
1R、パンチのけん制から佐々木がタックル。すぐに咲田はラバーガードに捕え、腕十字を狙う。難を逃れた佐々木に咲田はさらにフロントチョークを仕掛けた。
2Rが始まってすぐに佐々木がタックル。咲田は下からのヒールホールド、佐々木はアームロックと三角絞めを仕掛けるが、ともに極まらず。寝技で関節技を多く仕掛けていった咲田が判定勝ちした。
▼第9試合 80kg契約 5分2R
○海老名義隆（CORE）
TKO 1R2分25秒 ※ドクターストップ
●大櫃達也（おおびつ・たつや/マッハ道場）
▼第8試合 グラップリングルール 83kg契約 4分2R
○おやき（和術慧舟會HEARTS）
判定2－0
●マスクドCoCo壱（総合格闘技道場DOBUITA）
▼第7試合 70kg契約 キックルール 3分3R
○島田総一郎（和術慧舟會HEARTS）
判定3－0
●田岡克典（マッハ道場）
▼第6試合 61.2kg契約 5分2R
○土田達也（総合格闘技道場DOBUITA）
TKO 2R49秒
●道地 誠（CORE王子豊島）
▼第5試合 65.8kg契約 5分2R
○オーロラ☆ユーキ（KIBAマーシャルアーツクラブ）
一本 1R31秒 ※チョークスリーパー
●上山知暁（U-SPIRIT JAPAN町田）
▼第4試合 ライト級 5分2R
○上迫博仁（チームクラウド）
TKO 1R3分49秒
●戸田智春（U-SPIRIT JAPAN町田）
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○伊禮宣仁（マッハ道場）
判定2－0
●和知正仁（U.K.R.金原道場）
▼第2試合 フェザー級 5分2R
○田村 渓（パラエストラ柏）
判定2－0 ※1R終了時までの判定
●小金 翔（CORE蒲田）
※故意ではないバッティングの負傷のため
▼第1試合 ライト級 5分2R
○晃（パラエストラ柏）
判定3－0
●蛯沢康仁（U.K.R.金原道場）
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
Follow @efight_twit関連動画
関連記事
【関連リンク】
