シーザー武志会長が「未来のエース候補」と期待を寄せ、初代S-cup世界王者の吉鷹弘が「ここ2年くらいでトップまで行くかもしれない」と太鼓判を押す18歳の“期待の新星”松花。元キックボクシング2階級制覇の水町浩、修斗世界ランカーの不死身夜天慶といった強豪に勝利し、現在破竹の6連勝中。4月13日(金)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING2011~Road to S-cup~act.2』では、総合格闘家の中村謙作(吉田道場)と7連勝を懸けて対戦する。松花征也、この名前を覚えておいて損はない!(2012年4 月6日UP)
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■PRIDEを見て五味隆典に憧れ、総合格闘家を目指す
ーー柔道インターハイ準優勝の実績を持つ総合格闘家・中村謙作(吉田道場)選手との対戦が決まりました。
「厄介なタイプの相手が来たな、と思っています。でも、やるからにはしっかりと倒します。もし投げられても、最後は自分が倒して勝ちます」
ーー松花選手が格闘技を始めたきっかけを教えてください。
「最初は小学校2年生の時、親の影響で空手を習い始めました。空手は中学1年まで続けたあと、グラップリングシュートボクサーズ(GSB)に移りまして、そこでシュートボクシング(以下SB)と出会いました」
ーー空手は何をやっていたんですか?
「大道塾です。小・中学生は顔面なしで、通常のフルコンタクト空手ルールにつかみが3秒間認められる、ポイント制のルールでした」
ーー大会には出場しましたか?
「西日本大会と中部大会で1回ずつ優勝しています。でも、1~2回戦負けも結構ありました(笑)」
ーーGSBに入門したのはなぜ?
「総合格闘技をやりたくて、インターネットで近所のジムを探していたら、たまたまGSBを見つけたんです。最初は体験入門で行ったんですが、坪井先生も優しいし楽しくて毎日通うようになってました」
ーー最初は総合格闘家になりたかったんですね。
「はい。PRIDEを見ていたので、その影響でした」
ーー特に憧れていた選手はいますか?
「五味隆典選手が大好きでした。あの強烈なパンチで倒すカリスマ性に憧れていましたね。今も好きなんですが、昔ほどの憧れはないです(笑)」
ーー総合の試合は経験しているんですか?
「いえ、まだ中学生だったので、中2の時に柔術とグラップリングの試合に1回ずつ出ただけです」
ーーそこからSBに出るようになったのはなぜですか?
「僕がGSBに入って1年後に、同じジムの崎村暁東(さきむら・あきと)さんがSBで活躍し始めたんです。
それを見ているうちにハマりましたね。特に崎村さんとファントム進也さんのタイトルマッチを見て、”これは面白い”と衝撃を受けて、総合ではなく本格的にSBをやろうと思いました。中2の時でした」
ーー中学生だとまだプロデビューまでは遠いですね。
「SBをやろうと決意して1カ月後に、アマチュアSBの東京大会に出させていただいたんです。 ・・・
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