2月1日 (土)東京・ディファ有明で開催されるエスプロモーション『M-Fight~蹴拳15~Part.2』のメインイベントでパネンテックウォウィワット・タナノーンと対戦する藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)。
“日本軽量級最強の男”の称号を長く保持し、日本キックボクシング界を牽引し続けてきた藤原は、日本人が未だに獲得していないムエタイ最高峰の1つ、ルンピニースタジアムの王座に照準を定め、2014年は“ロード・トゥ・ルンピニースタジアムタイトル”をテーマにタイ人強豪と戦っていく。
日本国内での試合は昨年1月のペップノーイ・パリシャー戦以来約1年ぶりとなるが、「いつものことなのですが、試合自体はやってみないと分かりません。キャリアは人よりもあるのでそこをうまく活かして、いつも通りにやっていきたい」とこれまでの試合と何ら気持ち的に変わらないという。
昨年9月にはミャンマーに渡り、素手で戦う格闘技ラウェイに初挑戦。40戦24勝4敗12分のキャリアを誇る地元のニャン・リン・アウンと対戦し、流血に追い込まれてのドロー(ダウンがなく全ラウンドを終了した場合、引き分けとなるルールのためにドロー)。
「普通だったらあの流血で試合は止められていたと思います。あそこで痛いと思ってやめるようであれば、格闘技をやめたほうがいいとは思っていたのですが、ラウェイの試合を通して闘う気持ちがしっかり残っているんだというのが分かったので、自信につながりましたね」と貴重な経験をした一戦を振り返る。
今回はパタヤスタジアム認定王者の肩書きを持つ対戦相手だが、「右利きの19歳で身長168cmという情報だけで試合映像は全くありません。情報はあった方がいいのですが、いつも通りに出たとこ勝負です」という。
ルンピニータイトルへの道については「こういう道を作っていただけたのはありがたいこと。毎回のことですが、一戦一戦を大事にして闘うだけです。一戸総太選手が周りの期待に応えてルンピニータイトル挑戦のチャンスをもらえたように、僕もみんなの期待を背負ってチャンスを掴みたい。結果を残していませんが、ルンピニー系のランカーとやっている回数が僕は多いので自信にはなっています」と語る。
最後に「1試合ごとに、自分は変わってきています。いつも見ているファンの方が見れば、今回は変わったんだ!?と分かってもらい、評価してもらいたいと思います。キャリアは長くなりましたが、いつも1試合前の時の自分よりも強くなっていると思います。ラウェイに出た時の自分よりも強くなっています」と、さらに進化した姿を見て欲しいとファンにメッセージを送った。
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