【極真会館】極真スマイルJAPAN、世界に向け「笑顔で団結力を上げる」
極真会館が創立50周年を迎えた2014年4月19日(土)20日(日)に東京体育館で開催される『2014世界女子空手道選手権大会』に向け、女子選手を集め合宿を行っている。
2月22日(土)本部直轄恵比寿道場にて行われた公開練習では、ケトルベル→ジャンプ→中段蹴りといったメニューを中心に披露。小田勝幸・女子日本代表監督によれば、これらは外国人選手に負けない体力と機動力を鍛え上げるためのトレーニングだという。
「体の大きな外国人選手と戦うために対策を練ってきました。しかしそれは“相手の攻撃をかわす”ための練習ではなく、倒して勝つために動く、ということを今大会の最大のテーマとしています」
昨年開催された世界大会では、軽量級で太田菜月(総本部)が優勝、田崎佑麻(広島県支部)が中量級で、加賀谷美憂(東京城北支部)が重量級で準優勝を果たすなど、ここ数年はウェイト制においては好成績を残している。
しかし2011年の世界無差別では、上位を海外勢が独占。特に優勝したアナスタシア・クリプノワをはじめとして、ロシア選手の強さが目立った。
そのなかで、全日本女子チームは、2011年9月の合宿より『極真スマイルJAPAN』のチーム名で、世界王者誕生を目指している。この日の練習でも、コーチ陣は常に練習メニューを指示しながら選手へ「笑顔で!」と声をかけていた。「殺伐とした雰囲気だけでなく、笑顔で団結力を上げる」(小田監督)という目的もあるようだが、笑顔で激しいトレーニングをこなしていく姿はさすが日本トップ選手といったところ。
「私は現時点でディフェンディングチャンピオンということになりますが、2連覇を狙っていきます。内容も一本勝ちを狙って戦っていきます」(2013軽量級世界王者・太田菜月)
「昨年は全日本で優勝しましたが、世界大会では2回戦で負けているので、今年は世界でも優勝できるように頑張ります」(2013全日本無差別級王者・横山友美)
極真スマイルJAPANは今年こそ全階級の表彰台を独占し、来年の世界無差別も制することができるか!?
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